今日の対錬・玉女穿梭他《太極拳三昧》

IMG_0758左手揮琵琶で立つ。手揮琵琶を落として外円転で誘う。相手は進歩上捶でこちらの顔面を打ってくる。
誘い通りである。手揮琵琶の外円転は、相手の進歩上捶を手揮琵琶の円転の勢で外から内へ、そのまま採勢により相手の右手を押さえながら、右足を前に進め、相手の喉仏下の急所に挒を打つ。進歩採挒である。この場合は俯砍掌を使用して、内腕側で狙う。鎌掌または、腕鎌掌。握拳で鎌拳。より腕の角度を付けて、背点拳、表腕で背臂挒など、体勢に応じて挒を打つ。… 続きを読む

海底針と双龍拉椀

海底針は太極拳における裏勢(りせい)=(体の内側を使って抱き込むような勢)を習得する重要な招式です。

双龍拉椀(そうりゅうらわん)は海底針の示意であり、相手の手首の内側を双龍の上あごで、外側を大小の拳頭を下あごでひしぎ噛んで上あごを裏勢にもとづき内側に引き込み、上あごを前側へ押し噛んでいく手法です。

この裏勢がないと、以上の拉勁は発勁とはならないのであり、重要な練習方法となります。

海底針の裏勢は多くの擒拿術に含まれますが、この双龍拉椀は最も基本的な示意なので、単法として相対で練習をします。… 続きを読む

高探馬の合法

***右の逆突き上段と左中断の連続に対し受けと蹴り [#d6671311]
左手の纒糸勁で内側への勁で右の逆付きを受け流し、左手は内から外への勁で受け流す。右蹬脚。
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白鶴亮翅の用法と合法

[#l13566b9]***相手の右上段と右蹴りの同時攻撃に対する用法 [#o71c0766]左前で右上段を右手で粘糸勁で粘らせ、その勢いで左手は扌朋勢で相手の右の蹴りを受けて、左足で蹴りを行うこともできる。***白鶴亮翅から撇身捶・白蛇吐信から白鶴亮翅 [#kc7528d2]左前で右上段を右手で粘糸勁で粘らせ、その勢いで左手は扌朋勢で相手の右の蹴りを受けて、右手を上から下へ蹴り足をたたき落とし、右足で金的を蹴る。蹴りをたたき落とした手を滑らして(白蛇吐信)左手を上に上げながら右手を首にかけて下へ落とすと相手は床に倒れる。***相手の右上段と右蹴りの同時攻撃に対する用法… 続きを読む

転身擺蓮の合法

***退歩跨虎からの連続技 [#vda8ffa7]
こちらが右前で構えていたとき、相手が踏み込んで、右の上、左の中を一動作で打ち込んできたとき、右足を後に引き、纏糸勁を使用して相手の右拳を内下側から外、そして腰前に反転させながら相手の肘を出す扌厥勢を行う。右手は相手の左拳を同じく纏糸勁で制する。扌厥勢と同時に行い相手の体勢を崩す。そのまま支店を動かさず、左足を少し前に差し出し、右足を大きく相手の背中側に出しながら、相手の右手をくぐる感じで、相手の手を相手肩越しに送る。後側へ相手が体勢が壊れるのと同時に、右手で相手の裏三枚の急所を打ち、左手は相手の右手を握りながらより相手の後へ送り、同時に右足の擺蓮で相手の足を刈ると、相手は後頭部より倒れる。墜とした後は、腹の中心部急所水月に対し地震脚を用いてとどめを刺す。又は、関節を固める。
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十字手の用法と合法

***左の上段突きに対しての十字手の粘勁を利用した十字扌厥 [#r5b63fd9]
左の上段突きを右手を前にした十字手で受ける、左手の勁は左手首から左に向かいながら相手の手首を追って外側からつかむ、右手は肘勁によって相手の左肩に向かいながら、右手の手首と左手の手首で十字手の左への十字勁を用いて、左手の掌を翻して相手の左手を下から粘勁を持って翻す。その手を相手側押しながら、右の肘勁をもって相手の左手に上から粘勁を用いて巻き込み、右手は上に上がり、左手は肘を自分の方に戻すと、相手は激痛をもって床にひれ伏す。そのままをもって倒でん猴を用いて、完全に相手の腹を床につけた後、高探馬を用いて完全に相手の肩を制する。
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海底針と扇通背の合法

***海底針から扇通背・右振り突きを受けて背投げ [#s9f601d3]
右振り突きを両手で受けて靠勁、両手で下に引き込みながら、そのまま背を開いて投げる。

海底針から扇通背・右振り突きを受けて背投げ [#s9f601d3]右振り突きを両手で受けて靠勁、両手で下に引き込みながら、そのまま背を開いて投げる。

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白鶴亮翅の用法と合法

***相手の右上段と右蹴りの同時攻撃に対する用法 [#o71c0766]
左前で右上段を右手で粘糸勁で粘らせ、その勢いで左手は扌朋勢で相手の右の蹴りを受けて、左足で蹴りを行うこともできる。
***白鶴亮翅から撇身捶・白蛇吐信から白鶴亮翅 [#kc7528d2]
左前で右上段を右手で粘糸勁で粘らせ、その勢いで左手は扌朋勢で相手の右の蹴りを受けて、右手を上から下へ蹴り足をたたき落とし、右足で金的を蹴る。蹴りをたたき落とした手を滑らして(白蛇吐信)左手を上に上げながら右手を首にかけて下へ落とすと相手は床に倒れる。
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単鞭から高探馬

右の鈎手で引き込んだ手を纒糸勁を使って右方へ掌を翻しながら差し出し(高探馬の右手の勁動)、単鞭で打った発勁の左手を、自分の左腰に引き込みながら相手の上腕を巻き込み、上腕の急所を内腕で巻き込みながら締め上げる。右手は逆方向にねじ上げると、相手の右足は浮き上がるので、そのまま高探馬の粘糸勁を用いて左後方へ墜とす(背龍墜とし)。その際に右手は上に上がり、左手は腰の後方へと動く、相手の体は宙に浮き、後頭部から地面に落下する危険な技である。墜とした後は、腹の中心部急所水月に対し地震脚を用いてとどめを刺す。又は、関節を固める。… 続きを読む