文鳥が地震を予知しました。

私の家には文鳥が4羽(2羽はまだ幼鳥)いて、外で放し飼いです。

昨日二羽が遠出をしてきて、勝手に家に帰ってきていました。

その文鳥たちが、昨日の5時前頃に私の仕事部屋(2階)の窓枠に、外から帰ってきて遊んでしたところ、急に何かに驚いたようで、部屋の中の一番高いところに二匹で飛び移り、じっと身を凝らしていました。

私はこの様なことがあると、天変地異の前触れと信じているため、少し地震が来るかもと構えていましたが、何も無かったように思っていました。周りのものに聞いても何もなかったといいます。

ところがその夜、ニュースを見ていると今日の夕方五時頃茨城県日立市にて震度5の地震があって、この周辺は震度1だったということでした。

文鳥たちの自然の感受性には驚きです。

この文鳥たちは、誰も教えていないのに(親鳥がいませんから)いつの間にか飛び、水浴びをして、カラスが来たら身を隠し、鋭いくちばしの先でけんかしながら、えさの取り合いをしていても、相手のくちばしをすっとよけています。結果仲良しです。

まだ生まれて2ヶ月ほどの小鳥が、驚くような早さと、機敏さと、絶妙なコントロールで家具の合間や、木々の間を飛び交っています。

朝などは、家の中をよくもぶつからないと思うほどのスピードで飛び、窓から外に飛び出し、外からびゅんと帰ってきます。これが文鳥です。

家で飼われて、たまに飼い主の暇なときにしか、家の中でしか遊ばせてもらえない鳥は、その能力を忘れてしまいます。

いざ外に飛んだときは、カラスに食べられてしまうのが落ちです。

この間、朝の公園での套路の帰り際に、近くの保育園のインコが職員が掃除をしているときに逃げ出しました。

あっという間にカラスがやってきて、インコを追いかけて、食べてしまいました。

野生のインコは、多くの外敵から身を守る能力を忘れていません。

私たち人間は、何もしないことです。ありのままに、教えなど守らず、条件を捨てて、思いのままに、本能をありのままに生かして、生きていけばいいのです。

私が教えている内家拳の武当派古式太極拳は、その当たり前を思い出したときの動きでしか有りません。

それを練っていると、意識よりも早い、本能が動き出すよりも早い、生と死の 狭間にある命がビックバーンを起こすように、瞬時にこの身体や精神・気・生理を勝手に動かすのです。

太極拳は、ちょっとやそっとのもみ合いでは本気にはなれません。 体が動いたときだけ動けばいいのです。

無意識で感受が起こる前に動くのです。鳥たちの様にです。

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