人間が人間になる以前に持っていた脳の中枢「脳幹」別名爬虫類の脳にそのDNAがたたみこまれています。それを蘇らせることが、脳の覚醒であり、そのために瞑想や太極拳をしている、といえるのではないでしょうか。

そのとおりです。

脳幹の周辺にある大脳辺縁系は、本能や感情と深く関係します。やる気などもここです。脳幹が活性すると、脳幹にある純粋意識がこの本能や感情に揺らぎを起こします。ここに生き生きとした純粋な快感が生まれます。

脳幹にあるDNAに薫習された情報、もっと深くにある、人間が存在した後もその前のビックバーンが始まった揺らぎからの情報も、あらゆるキーを解かれ開放されたとき、人間は万物と完全に一体化して生きることが出来ます。

一体ということは、空間も時間も全て自分と同じように感じるわけですから、予知能力などの能力も当たり前に有ります。

完全に無だったときから、揺らぎがおこり、その何かである情報と、その後原子や分子、無機、有機を経るあらゆる情報は、かたや土くれ、かたや人間となった今でも、深層の深層には同じ情報を共有しています。

太極拳や瞑想は人間の中にあるその情報に巡り会って、その感覚を思い出すためのとても優れたツールです。

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