張り子の虎《太極拳三昧》

套路の型を覚えるのもいい。しかし、型の示意を知らなければ、張り子の虎のようなものだ。
示意は心の示すところ。無意識の心は何をしようとしたしたのか。
示意は型の用法である。
示意は経験すれば明らかになる。だからこそ、対錬で招式をする。
招式は、式、すなわち型に導く為の、用法を掛け合う仮想実戦の想定練習である。
そして、招式が連続して変化し自由自在になる。散手である。
散手を臨機応変に掛け合う、散手対打で練り上げる。
張り子の虎が、虎になる。

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