把式

把式は広い意味では、相手の攻撃をいつのまにか自分に同化してしまって、そして、相手をまとめて束ねてしまう太極拳の技の基本的な理が働く技のことを言います。
そういう意味では後の先(相手の攻撃を受けてから動く)の武道である太極拳においては技はそのようにできあがっていますから、全てが把式になります。
相手の技や力を、自らにまとめていこうとすることが、解法や相手を背勢にする、又は重心を崩す、又は、相手の擒拿や拘束を抜くなどの技術です。

拳脚は就いたり蹴ったりする技式。把式は解法・擒拿・摔角の技式のことです。

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