技や術は、以上のものが精の中で一つの体系をなしたとき成り立つ。その法をあらゆる現象に利用できるようになる。法が現象に則した時なされる方(ほう)、その一つ一つを技という。それに即せる能力があることを技能といい。それを結果を得ることが出来ることを技術という。その技をなさせた法を技法という。太極拳の場合は、生きること全てに使える技術を会得する。技術は結果であって、現象であることを理解する。技術が先にあるものではない。続きを読む

散手

散手は法型とは違い、発勁そのものを行う。型は散っているものを集めて型にしたもの。型には散が多く含まれている。散は型に包括されている。続きを読む

型(けい)

発勁がなされたときの精による形が無数にある。それを勢としてまとめて形にしたものを型という。套路の中の一つの形である。型には多くの用法が含まれている。用法とはすなわち勢によってなされた発勁の精の姿である。続きを読む

勢は神から起こり、気によって精が動くこと。

簡単に言ってしまえば、字のとおり勢いのことです。

勢いとは何らかの始まる原因があって、その後の自然な動きです。無為で自然な動きを太極拳では勢といいます。… 続きを読む

精は精神、神経、肉体、生理全てを含む人間の生命体の仕組み全てです。かたち有るものです。

道教の三宝(神気精は天地人)の内の人であり、人そのものを表します。

人としての存在意思のことを指します。… 続きを読む