太極拳の内丹勢法 #3 擠勢から按勢へ

坐道

収斂座

親指を合わせ、腹の前で片手で片手を包む結び手である「玉手(ぎょくしゅ)」とし、体中の穴を締めるようにする「収斂坐」。

膨張坐

開坐をより膨らませ、最も膨張した座り方となる「膨張坐」。膨張坐は、膝の上で大きく掌を上にして広げる「開掌」で行います。

会合座は、体の勢いを開いていく、または閉じていくだけの勢いだが、収斂座はその収斂の極致に至り、膨張坐はその膨張の極致至る。(擠勢と扌朋勢の関係)

坐道でその収… 続きを読む

太極拳の内丹勢法 #2 鬆腰・扌履勢から擠勢へ

■鬆腰

坐道 揺身坐 上半身のみで龍脈を通る勢いにて体を揺らす。筋肉が張ったり、動きが止まったり、意識的に体を動かさないと動かないところが『破綻』。その手前に生まれる均衡反射にて身体が揺らぐ。

※体重移動や、足を使った転身などが使えないので、腰より上でのみ太極拳の勢が巡る。套路は、腰より下の下半身と、腰より上の上半身は、全て鬆腰の収斂と発散が主になっていることを経験する。坐道は、上半身。

(補足)一時的な、腰痛解消。例… 続きを読む

太極拳の技撃 #6 陰臂鑚拳 #7 天地衣養 #8海底撈月 #9滚球身 #10白蛇折頭 #11栽地鳳凰

#6 陰臂鑚拳(いんひさんけん)
相手の右腕の裏側を左手で下から執拿して套出しすると、鳩尾穴が開くのでそこに右鑚拳を打ち込む
(この勢は掃掌にある十字勢で、左手の執拿に経絡術の妙がある。右拳は纏糸勁の鑚拳、左手の執拿により纏糸勁が反… 続きを読む

太極拳の技撃 #4 三咬手(さんこうしゅ)#5 火花飛蝶(ひかひちょう)

 

招式(85式套路の型)進歩搬攔捶/

連環の中で行う、進歩搬攔捶の順勢の勢で上歩右拳(順勢)を上段、十字勢を走らせて進歩左拳(順勢)を中段、十字勢を走らせて進歩右拳(順勢)を打つ。

相手は右拳を受け、次に中段を受けたところに気が下に落ちる、連環による右拳が相手の顔面急所に当たる。

進歩搬攔捶の、搬攔捶の連環の勢いを使用して、上下に分けて、流れるような3連打を進みながら打つ技を習得する。

(これを受

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太極拳の内丹勢法 #1 甩・掤勢・扌履勢

 

甩手 収斂と発散の両極の甩手を練習

太極拳の手の基本は甩手である。

甩の字は、「用」という漢字は、柵の中に動物を飼い、犠牲に用いたことから生まれた漢字ですが、そこから出して自由にするという意味です。そこから、ふりまわす。なげる、放るなどの意味があります。

甩手は簡単な動作で、その甩を修得します。両極の型をやっておけば、中間にある様々な甩手もできます。

套路も全て、甩です。

ですから、太… 続きを読む

太極拳の技撃 #3 面僕打虎(めんぼくだこ)

招式(85式套路の型)打虎式/

連環の中で行う、相手の顔面に放つ打虎式。

相手に鈎拳(ふっく)を打ち、「格」で防御される練習と、打虎で打ち込む違いを練習する。

S字の勢である、打虎勢を以て以て放つ妙技を会得すること。

20191117 武道対錬にて

 
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太極拳の技撃 #2 二龍戲珠(にりゅうぎじゅ)

招式(85式套路の型)白鶴亮翅/

相手の突きを受けて、白鶴亮翅の勢いにより、相手を仰向けに倒す摔角である。

相手の突きを右手で受け、すぐに左手に差し替える『抄」に妙技がある。

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太極拳の技撃 #1柳穿魚(りゅうせんぎょ)

招式(85式套路の型)摟膝拗歩/(旧套路)摟膝尖掌

摔角(跌)(85式套路の型)指襠捶/(旧套路)上歩指襠捶

栽法(85式套路の型)進歩栽捶/(旧套路)進歩栽捶

(三丰派太極拳の套路の型)摟膝尖掌=摟膝拗歩を進歩して尖掌を組み合わせた型

(勢)流転勢

摟膝拗歩の前過渡式にある右眄勢で、後手で「起手」から「坐腕」に写るところ流転勢が発せられる。柳穿魚はこの流転勢が重要である。

(勢)十字勢

平行にすれ… 続きを読む

太極剣54式剣譜

1・起勢

2・上歩合太極

3・仙人指路

4・三環套月(さんかんとうげつ)

5・大魁星

6・燕子抄水(えんししょうすい)

7・左右攔掃

8・小魁星

9・黄蜂入洞

10・霊猫補鼠

11・蜻蜓点水

12・燕子入巣

13・鳳凰双展翅

14・右旋風

15・小魁星

16・左旋風

17・等魚式

18・撥草尋蛇(はっそうじんじゃ)

19・懐中抱月

20・送鳥上林

21・烏龍擺尾(うりゅうはいび)

22・風捲荷葉

23・獅子揺頭(ししようとう)

24・虎抱頭

25… 続きを読む

桃源郷の香りと味がする太極拳

 20代から太極拳を友としてからは、坐道や内丹、套路の時も武道練習の時も、口の中に甘い味がいつも満ち、キンモクセイのような香りに包まれていて、まるで桃源郷にいるような感覚は、今やあたりまえになっています。

今の武当山ではなく、古き武当山の太極拳でもそのような感覚の中で全てが行えるようになるのを目指してい… 続きを読む