易骨・骨を健康に戻す

太極拳では、易骨といって、骨を鍛えていく修練を行います。

骨は命を終えても最後まで残る人体です。

太極拳は骨と筋を使って動くということがわかるようになると、年をとっても骨と筋だけで、十分な勢を保つことができます。

我が専修クラスでは「叩歯鳴鼓」などの坐道で骨に気と勁が伝わる感覚を身につけ、武道クラスでは徹底的に骨を鍛えます。

太極拳の考え方では、バランス筋などを育てても、年齢を増すごとに衰えていきますから、その鎧が取れれば、やせ衰えた骨が残るので、最初から骨と最低限の筋を維持することを修練します。易筋、易骨です。… 続きを読む

専修クラスは、以前武道クラスでもやった座道とか中心にやる感じですか ?

(当流の拳士からの専修クラスに対する質問に答えます。)

坐道(導引法)・站椿(立禅も含む)・運気法(内気功も含む)・太極整体(套路の型と、擒拿を含む)・点穴(活法・外気功)・内丹術・存思(瞑想と想念)と多様にやります。
坐道も中心というのでは無く、太極拳の根本修養のただ一つです。
武道クラスでやったのは内功ですね。あれも坐道の応用ですね。本来は武道クラスでやりませんが、ちょっとみなさんの健康状態をよりよくするために、少しやっておきました。擒拿や摔角をやっているだけで十分整体や内功になりますから。… 続きを読む

気力が湧かないままで、どうぞ。


自殺大国日本において、最近特に女性の自殺者が増えてきています。(2012年6月8日政府の自殺対策白書)そのもっとも多くを占める原因は健康問題で全体の過半数になっています。
これらは、これといった病気ではなく、何となく活力が低下し、疲れやすさすなわち易疲労があり、今まで楽しかったことに興味がなくなってきたり(アンヘドニア)、そして何か鬱々するというものです。

そして、なかなか元気になれないというところから、食欲がなくなったり、イライラしたり、風邪をひいたような症状や、腰や膝の痛みなどと発展していき、何らかの健康に問題があるのではと感じるのです。… 続きを読む