太極拳武器クラス

現在、武器クラスは、武道クラスの後30分間行っています。王流の門下の型は、どのクラスにも参加が可能ですが、不定期ですので、参加については武道クラスにまでお問い合わせください。

太極剣クラス


太極剣で大架を練ります。(剣の遠くに勢をめぐらします)※套路の大架と連動(実物と同じ重さ、約2キロの剣を使います)5メートルほど先の相手を切っているような感覚で振ります。だから、両方に刃があっても大丈夫なのです。
太極剣の套路は、普及している簡化式(陳炎林式)を行います。限定した型で勢いを練る勢式ですので、とても簡単に覚えることができます。搏撃式は、複雑で多彩な套路になりますので、現時点では行いません。

太極刀クラス

太極刀は、簡化(陳炎林式)の勢式が普及していますが、なぜか、搏撃式と大変よく似ています。この理由は分かりませんが、ここでは本格的な搏撃式を套路として行います。
太極刀は、太極剣と違い、近いところの勢いを練ります。だから片方の刃がないのです。これで、大架・中架を練ります。(遠くの円圏と刀の刀身に勢をめぐらします)※套路の中架と連動(上記の写真は、当会で使う太極刀です。2.4キロある本物と全く同じ重さの刀です。)盾などもこの勢いで修練して身を守ります。杵(しょ=きねのような武器)や、弓や弩(大弓)もこの太極刀と同じ勢いで使えることがわかります。

扎桿クラス

(現在は場所などの問題もあるため行っていません)扎桿で大架と中架を合わせる(扎桿は長いため、遠い桿先までにも勢が巡り、近い桿心にも勢が巡る)※長さ4m以上の竹や物干しを使います。刀と扎桿の間には、大刀「斬馬刀」があり、刀と扎桿を修練すれば、これが使えます。面白いところでは、縄術(投げ縄や縄による捕獲・綿縄套索「めんじょうとうさく」)もこの扎桿で勢いが分かるようになります。

太極棍クラス

実戦的な対錬を交えながら、搏撃式の套路を行います。
棍棒(長い棍『樫のような背よりも高い堅い木「棒」から、軽い柔らかい木の眉の高さぐらいの「棍」などがあります。通常の棍の修練では、叉(先が二股以上に分かれているような刀)や耙(は=熊手の大きいもの)、鍬(しゅう=いわゆるクワ)、鎲(とう=とげとげしいサスマタのようなもの)矛(両刃の剣に長い柄をつけた大昔の武器)槊(さく=やりのようなもの)殳(しゅ=刃のない棒状の戈)戟(げき・戈と矛が一体になったもの)が使えるようになります。

太極半棍クラス

搏撃式の套路を行います。
通常の棍棒の長さは半分の半棍は、また三節棍、二節棍(ヌンチャク様)、拐(トンファー様、刀になったものは鶏爪鋭)、鎲(さん=スコップのような武器)などが使えます。『棍(半棍・短棍・扇を含む)」で勢を修練します。

太極短棍(扇)クラス

搏撃式の套路を行います。
半棍の半分の短棍は、太極扇の套路と同じ套路で修練しますが、そうすれば、打虎棍(先に拳状塊がついたカーブを描いた短い棍棒)や鎌(れん=鈎鎌剣など)、斧(ふ・両方に刃があるものを太極斧)鉞(えつ=まさかり/両方に刃があるものを太極鉞)、戈(か=ピッケルのようなもの)撾(棒の先に戈を付けたり、ひっかくような金具を付ける)も使えます。他には、太極鐧(たいきょくかん=特殊警棒のようなもの)や筆架叉(十手のようなもの)もあります。(硬鞭「七節鞭」「九節鞭」・軟鞭・双鞭・単鞭)は強力なバネがありますが、これも短棍(扇)で修練します。特殊なところでは、打虎錘(すい=分銅を鎖に付けたもので片方に鎌を付けたものが鎌錘)も勢いが同じです。これらは、主に単鞭などの鈎手で使用される環流勢が生かされます。短棍がそうですが、扇はその環流勢を目に見える形で表せます。もちろん、武器として先を刃のように磨いだ、鉄扇もありました。特に扇のこの八卦掌のスナップは、牌(はい=正方形の端を鋭利にしたりする手裏剣のようなもの、投石なども含む)などを投げるのにも役立ち、楊家の健候の得意技でした。

太極針クラス

(現在は武道クラスの中で行っていますが、点穴術と組み合わせてのクラス開催を準備しています)
点穴針や短刀は、白打の八卦掌を持ってすれば、魔法のような武器になります。ペン一本さえいつも携帯しておけば、相手がナイフを持っていても、対等の武器を持っている立場になり、その上、瞬歩が使えれば、あっという間に相手の後ろに入り、ナイフよりも、尖端に強力な圧がありますので、相手の首などどこでも場合に応じて深く刺すことが出来ます。※あくまで命を守る場合だけです。この八卦掌を使った特殊な武器では、圈(円形の輪の鉄武器、風火輪/日月陰陽環など)環(かんー単なる鉄の輪)などがありました。

その他の武器術

吐針

吐針(咆哮を使用して口から短い鉄針を吐く)これは胆式などの咆哮で使えますが、針を口に含むなど怖いのでやりません。

打虎袋など

面白いのが、打虎袋(だこたい・革袋に丸い石を詰めて振り回す武器)です。これは、咄嗟の時、靴下を脱いでその先に石を入れて、打虎式の勢で打つと、まさに虎を撃ち殺すほどの威力になります。ストッキングや、シャツなど何でも袋状になればいいですが、勢いは打虎式で無いと威力はそれほどありません。そこそこすごいですが、打虎式で打つと、本当に虎を殺せそうです。
また石をシャツなどでくるんでいると、相手が角材などを持っていると、それに絡みつけてしまうことも出来、そこから転身擺蓮で回ると、相手の角材は飛んでいきます。若いころの一時期は、暴走族相手に、こぶし大の石を入れたストッキング製のこの武器でよく対抗しました。無ければ、小石でも、小銭でも、何らスマホでもいざとなったら、相当な武器になります。
このように、太極拳の勢いはあらゆる武器を、その勢いで使いこなすことが出来、中には、武当山では、弾弓(だんきゅう=パチンコのようなもの)をピストルの弾のように発することができる、太極拳の師範もいたようです。これは白打の延長ですから、後は小石であろうが、小枝であろうが、ベルトやひもであろうが、身の回りにあるどのようなものでも、太極拳の勢いで全て武器になります。そうであれば、最初の剣穂のように、それも目潰しになるような武器にもなるわけです。ハンカチさえも武器になります。
それがあたりまえで有ることを知っておくために、武器術があります。

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