<太極拳>喜寿過ぎて講師デビュー | 河北新報オンラインニュース

<太極拳>喜寿過ぎて講師デビュー 自宅で太極拳をする浅野さん 拡大写真 宮城県名取市の主婦浅野美津子さん(78)が、同市市民活動支援センターで初心者向け太極拳講座を始めた。喜寿を過ぎての「先生」デビュー。自身も太極拳を続けて血圧が大幅に下がったことから、「家に閉じこもらず、受講しに来て」と同世代に呼び掛けている。 浅野さんは市民団体「太極拳で介護を予防する会 はなもも」を設立し、7月16日に講座をスタートさせた。毎週土曜、60~80代の4人に太極拳を教える。

情報源: <太極拳>喜寿過ぎて講師デビュー | 河北新報オンラインニュース
taichi 77才のお祝いが喜寿ですが、王師は私が20才前後に巡り合ったとき、既に70才を超えていました。
巡り合ったのは、私が働く、大阪の大型サパークラブ(後にディスコ)にモデルクラブの女性を連れてよく出入りしていて、楽しそうにダンスを踊り、お酒は飲まず、いつも100%オレンジジュースを飲み、どこから見ても40代ぐらいにしか見えない人でした。
私の祖父の組織(大阪の老舗任侠?団体)の用心棒をしていて、時には有名なプロレスラーのブッチャーさんや、外国のロックグループなどとも店にやってきました。
あまりにも激しいので、嫌気がさして、あまり太極拳に興味がでませんでしたが、その時、護身術として太極拳を教わっていたときも、超元気なおじさん程度にしか思っていませんでした。
その後、私は、昼夜逆転の無茶苦茶不摂生の裏世界生活が祟り、重度の自律神経失調症になり、救急車で運ばれ1週間入院したとき、根本的に心身を変えると言うことで、太極拳を本格的に教わりました。その時に始めてもう既に80才を超えていたことを知り、驚いたものです。
王師は、私との練習場所の神戸の六甲山には、朝に徒歩で昇り、夕方にスキップで降りていきます。
確かに太極拳をやり続けると、このようになるのかと驚いたのですが、あまりぴんときませんでした。
この人の体質では無いのか?又は特殊な人だろうと思っていましたが、印可を受けたときには、太極拳で、なぜ、このようになるのか、全てのことが理解できました。

それからは、私の性分で、科学的根拠を模索しながら、サイエンスなどの科学雑誌や、論文、書籍などと、理解できたことを照合し続ける毎日です。
おいおい、書籍などを出版して、をこのメカニズムを解き明かしたいと思います。
喜寿過ぎて講師をするなどの楽しい老後は、太極拳経のとおり、最初を間違れば千里の差が出ますが、間違えず太極拳を続ければ実現するはずです。教える楽しさは格別です。

ヨガブームの次は太極拳か。不眠や病気治癒に実践型解消法を – Ameba News [アメーバニュース]

o078805261313_2-01-788x526炎症は細菌などから体を守る大切な生体反応であるが、過度に起こるとアレルギーなど逆に私たちの体に有害な反応を引き起こす。 カリフォルニア大学の新しい研究によると、不眠患者の不安やストレスを取り除くことで睡眠改善に有効とされる認知行動療法が、炎症の軽減にも効果があったという。 さらには、同様の効果が太極拳にもあることが認められたというから驚きだ。太極拳は古くから健康に良いとされてきたが、ヨガのように近い将来、太極拳ブームが到来するかもしれない。

情報源: ヨガブームの次は太極拳か。不眠や病気治癒に実践型解消法を – Ameba News [アメーバニュース]

武当派の太極拳に伝わる、存思太極拳(瞑想太極拳)の一つとして、想念太極拳があります。
もともと武当派太極拳の発祥の地、武当山には、十方叢林という大道観があり、精神科を含む総合病院のような役割と、武道による心身の鍛練を行うトレーニングセンターのような役割を担っていました。これは、もともと、インドで始まった最古の総合医療といわれるシッダ医療が源流にあり、総合医療はアーユルヴェーダから中国医学、心身鍛練はカラリパヤットなどの武道から、少林寺などへの中国武道、そして、武当山への内家拳法へと伝わっていきました。その中で想念太極拳は、深層心に浮かぶ雑念や観念をとらえて、それを思考などして認知して、それに焦点をあてて気づきを得ていく心理療法の技法で、老師は太極拳の套路を指導し、午後の2時頃から患者にその套路を実践させます。

武当派の内丹では、不眠や、ストレス、不安や、不幸感などだけではなく、今で言う、うつ病、パニック障害、強迫性障害、不眠症、薬物依存症、摂食障害、統合失調症などの病気の原因は、後天的な人間の性(後天の性)であると考えられており、最近の科学でも、先天的な脳と後天的な人間の脳のアンバランスで、不完全な状態が証明されています。そして、認知、感情、行動は密接に関係しているとされ、それらが、不眠や、ストレス、不安や、不幸感などの不適切な反応の原因であり、想念太極拳は、その原因に気付かせることにより、自分の思考の論理上の誤りに修正を加えることができるように促していくことを目的としています。現在医学における、弁証法的行動療法でもあり、存思太極拳の最終目的は、無意識な深層心への気づきですが、想念太極拳は観察可能な意識的な思考に焦点をあてるので、観測が可能であり、武当山の老師たちはその経験を積みかさねてきました。
そして、こうした技法は技法化できるため、老師から弟子へその技法を伝えるだけでなく、想念太極拳を修得して、自分で套路を行いながら、現在で言う認知行動療法が行えるのです。このような認知行動療法は、科学的根拠に基づいて有効性が報告されています。

深層にある、自分の観念に向き合うのは、強迫性障害に対する曝露反応妨害法でもあり、深くにある不適切で過剰な反応を、太極拳の緩やかな円転動作と共に柔和していきます。
特に、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を持つ人に対しては、自分の内にある恐怖や不安を活性化させることを目的とさせ、その不安や恐怖は想念太極拳の套路において柔和させ、それを持続的に毎日行わせる事で、多くの心的外傷後ストレス障害(PTSD)を持つ人を回復させてきたそうです。これは、持続エクスポージャー療法であり、科学的に効果が現在において立証されているものです。
想念太極拳の瞑想は、瞑想においては、マインドフルネス認知療法ですが、緩やかな動きと共に行動して気づきと柔和をパックにして認知していくことで、特別な効果を上げることができ、睡眠改善や不安、ストレス、うつ病などの病などだけでなく、疼痛や炎症、身体の疾病の改善にも利用されていました。

たしかに、このような効果が太極拳にあるのなら、ヨガのようなブームを迎えることがあるかも知れませんが、この武当山においての技法が伝承されている太極拳は、一般的には普及していないようです。このような太極拳が普及すれば、確かにブームを迎えるかも知れませんが、今や、太極拳で多くの人が膝や腰を壊すことも多く、元々、ヨガとは違って、太極拳は難しい武道の動きを必要とするものですから、このあたりの理合を知れば、自ずと、医武同源の難しさを知ることになります。
武道の動きを完全に習得しないと、本来の太極拳の効果を得ることができない、しかし、本来の太極拳の効果を得るためには、適切な武道の動きを修得しなければならない。しかし、適切な武道の動きを習得せずに動くと、腰や膝を壊すので続けることができない。このジレンマを解決するのは、動きを小さくし、膝や肘を曲げて動き、膝を足先より前に出さない動きをするしかない。これも運動をしないよりは良いでしょうが、これだけであればラジオ体操という優れた体操がお勧めです。
このように太極拳が、ブームになるには、古くから武当山にあった太極拳が一般に認知されるようになる必要があると、私は思います。

存思太極拳関連リンク 小保方晴子の裏ストーリー~38兆円の巨大利権がSTAP細胞を脅し潰した~ | netgeek

太極拳を教わっていることを誰にも言うな

shapeimage_1-2私が、太極拳を教わり始めたのは20代の時ですが、王師からは「印可を受けるまでは、私から太極拳を教わっていることを誰にも言わないで欲しい」と言われていました。その理由を聞いたところ、「太極拳は自分の家族と一族のみに伝えることになっている。その理由は、心が通え合えないと太極拳は伝わらないからだ」と言われました。そして「心が通じ合っていれば、必ず印可を与えることができる。印可を与えたと言うことは、心が通じ合ったからだ」と言われ、とても納得したことを覚えています。

今は、王師から印可を受けたので、しっかりと王氏の名前を表面に出していますが、確かに、今、様々な流派の多くの太極拳の協会や団体が、日本にて活動していますが、どのように心が通じ合ったから、日本人は中国の人から太極拳を真に教わったのでしょうか。とても興味があるところです。太極拳は用意不用力です。意とは心の働きそのものです。心にて全てできあがっているのが太極拳です。まして、太極拳などの武道は中国の人たちの心の奥にある誇りのようなものです。その誇りのようなものを、心が通じ合ってもいない人たちに伝授するところには、どのような理由があるのか探りたいものです。

当初、王師は「日本人には太極拳を教えてはならない」と言っていましたが、「僕は日本人なのになぜ教えるのか」と聞いたのことに、一つだけ言えることは、古来の中国人は「水を飲むときは、井戸を掘った人の恩を忘れてはならない」という信念があり、例えば、有名な政治家田中角栄氏の恩に対して、中国の政治家達は絶えず角栄氏を訪れ感謝の意を表し、角栄氏の死後も娘には必ず訪問するとなど、恩に対する心情は深いものであるようです。

私の祖父が、王師の命を救ったらしく、その孫である私に、自分のできることを全てすることがあたりまえと言っていました。

太極拳は、王師にとっても「誇り」であり、その誇りを私に伝えてくれたのです。私が今、太極拳を教えるのも「心通じ合う」ものへのあたりまえのことです。これからも、太極拳の意を共有できる人たちが、ここに集まってくることを楽しみにしています。

楊式太極拳における擒拿術と解法の原理

2016/6/12武道クラス
20160612_2①懐中抱臂に対する解法、相手は我の右腕を両手で掴んで懐中抱臂を仕掛けてくる。それに対して、青龍飛彎にて解法。
相手の扌履勢による懐中抱臂の引勢に粘勢を保ちながら随勢で随い、引勢を走勢で走らせながら、その引勢を我の我の手を龍の頭と見立て龍が彎曲して左方に飛んでいくようにして、その胴である肘がその慣性につられ相手の顎の方に飛び出しながら、我の上腕である龍の尾がそれにつられて飛んでいく様で、相手の円圏の中に入っていく。これは化勁であり借勁である。相手の引勢を借りて龍を左方に勢いよく彎曲して飛ばすのである。その過程で我の肘が相手の顎の急所に当たるのも良い上、我の手である龍の頭は、相手が掴んだ両手に粘勢で絡み、沖和して連勢となり、包球勢(抱掌)の発勁にてするりと解いていく解法となる。抜いた右腕でそのまま上勢の発勁を相手の右頸動脈洞などに手刀で打ち込む。

②扌履勢摔に対する解法、相手は相手は我の右腕を両手で掴んで扌履勢摔を仕掛けてくる。それに対して、青龍滑翔(かっしょう)にて解法。
相手の扌履勢摔の扌履勢に沾勢を保ちながら随勢で随い、扌履勢を走勢で走らせた勢いを我の右眄勢(五行勢)に借勁し、相手の扌履勢を化勢によって青龍滑翔に変化させる。右眄勢によって生まれた勢は我の右手を龍に見立て、右眄勢に押されながら右後方に飛んでいく事で、我は扌履勢となる。扌履勢は粘勢により相手の両手と沖和し連勢となり、扌履勢の発勁により解法となる。その際に、我の右手には採勢が発せられれば、より強い解法となり、その抜いた手は転動勢により相手の右頸動脈洞に臂鎌拳挒などを発する。本来は解法をせずに、そのまま双龍旋風などの摔角を行い栽法で固める。(本日の練習では行っていないが、双龍旋風の解説:扌履勢の際の我の右手を相手の右手の上に粘勢で粘らせ、我の左手で舌から相手の右手の甲を龍口で噛み、そのまま雲手の旋風勁の発勁と左への側行歩により、相手を頭より地面にたたきつける。相手は、その勢に従い、自分おへそを見るようにして体を丸めて、背中から落ちるように勢を走勢で走らせることで、丸めた体が慣性を生み、その勢いで両足裏が先に地面に着くことで解法となる。我は、その解法の勢いをより走らせ、相手の体を背面にして裏返して固める。※詳細は双龍旋風の練習を参照)

③懐中抱臂は相手の右手を扌履勢によって引き寄せるが、相手が右肘を曲げて防御した場合、懐中抱肘に変化する。
懐中抱臂は相手の右腕を、我の右手で掴んで扌履勢を開始し、すぐに我に左腕で相手の右腕(我の右握りのすぐ下)を掴んで我の左脇で挟み込み*A、相手の右臂を我の右肩上にまで上げて、倒攆猴の天秤勁(十字勁の一種)にて、相手の臂を撅して、膝を崩す技法。この場合は相手の臂は伸びている。しかし、相手が肘を曲げて抵抗した場合、その肘を曲げて相手の体の方に向かう勢に随勢で従って、相手の勢を走勢で走らせながら、沾勢で我の左手を相手の右脇下に滑り込ませ*B、相手の右肘を我の左脇の前側にある窪みに填める。(丁度はまるようになっている)手揮琵琶の縮勁により両手で相手の腕を抱き込むのが*C、懐中抱肘。

④以上の①懐中抱臂の解法は、相手の勢が扌履勢に対して随勢であったが、その随勢が起こせず、すでに扌履勢で引き込まれてしまった場合(上記の③の*Aの部分)その扌履勢の引勢に随勢で随い、沾勢で貼り付きながら我の右腕を走勢で走らせ、連勢で沖和したところで、我の左手で相手の左上腕を単捶で押す。すると、相手の右手にあった実勢はその反射により、左上腕に反射し、右手が虚勢となる。その時に同時に右腕に粘勢を働かせ、退歩跨虎の勢で我の左手は前へ、右手は後ろへ、右足は後ろへ発勁すると、我の右手は魔法のように抜ける。分虚実の発勁である。ここでは行っていないが、抜いた右手で相手の側頭部急所に冲拳や右脇腹急所への進歩踢脚などを放つ。

⑤以上の③の懐中抱肘の解法は、③の*Bの時点で、相手の沾勢による前方への勢いに随勢で随って走勢で走らせながら、これも相手の左手先に至る実勢を、相手の左肩後ろを押すことで反射による虚勢にして、簡単に相手はいきすぎてその腕は解法され、ここでは行っていないが、抜けた手により相手の右後頭部または頸動脈洞などに手刀や拳で発勁する。
また、その解法が間に合わず既に、相手が③の*Cの時点で縮勁を始めていたら、今度はその縮勁に随い、相手の上腕を腹側から後方に押し、倒攆猴の流転勁にて右足を後ろに引きながら体を回すと相手の右肩が後方に流れ、簡単に手が抜けるので、そのまま、ここでおこなったような、抜けた手により相手の頸動脈洞に拗歩勢(摟膝拗歩)による手刀で発勁する。

⑥手首に対する擒拿術の高等技術
懐中抱肘において相手の手首(腕)を壊しても良いのなら、強烈な縮勁の発勁を行えば、痛みに強くてもその腕は簡単に壊れる。しかし、練習においてはそのような発勁を行う事はできないのであり、その場合、相手の手首の虚実を聴勁で測り、その虚の方向に縮勁を発する技術が必要である。この場合の勢いは粘勢であり、総合的には紬糸勁となる。楊式太極拳の独特の紬糸勁は、糸を紡ぐような回転の内に相手の虚を描き出し、その虚を紬ぐ高度な技法である。これが行えれば、痛みを与えるだけでなく、効率的な発勁が行える。即ち虚を効果的にせめていくため、相当痛みに強い、筋力があるものもこの紬糸勁により実を失う。
手首の虚を描き出し練習として、海底針による双龍深海を行った。双龍深海は相手の手首を下から両手で掴み、相手の腕を縦にして虚を描き出してから、沈勁にて下方に沈めていく擒拿術である。強烈な痛さがあることを経験する。これが手首の虚に対する発勁である。この感覚を会得して、紬糸勁や纏糸勁の螺旋中にこの感覚を聴勁して発することが大事である。扌履勢による、双龍滑翔(かっしょう)も一部行ってみた。双龍滑翔は相手の手首を上から両手で掴み、相手の腕を横にして虚を描き出してから、扌履勢にて左(右)方に行かせる擒拿術である。
また、この手首の虚勢を利用すれば、解法も容易であることを、青龍入洞による解法を行ってみた。青龍入洞は我の右肩を強い握力で相手の右手で捕まれたとき、雲手の勢により我の右臂が右上空に円を描いて伸び上がり、そのまま我の内に相手の左腕を超えて肘から降りていく(肘が龍尾であり、龍尾から元いた場所に沈んでいく姿を入洞と表現した)ことで相手の掴んだ手を簡単に取り外す技法である。倒攆猴の左眄勢(五行勢)で解法を行う。ここでは行っていないが、解法を急速に行うと、相手は前方に背勢となり、右脇腹急所や腎臓が我の右手の前にあるので、即座に分勁などで冲拳などを発勁する。
相手が、掴んでいた手を粘らせて、身体を背勢にして頑張った場合、倒攆猴の右眄勢を即座に左顧勢に変化させ、同じく倒攆猴にて採腕托臂(撅)にて擒拿術を行う。

 

■詳細及び記録動画

※本日の練習の相対招式の技術を詳細に記載しています。要訣など、随時加筆していきます。

■記録動画

武道クラスのみ、下記より動画が閲覧できます。
最近の武道クラスの動画を掲載しています。(掲載期間約1〜2ヶ月)

動画の配信方法が変わりました。YouTubeで非公開で配信しています。

動画の閲覧の方法は下記のとおりです。

①閲覧するには、事前にYouTubeのアカウントを作成し(無料)、ログイン用のメールアドレスを下記メールアドレスまで知らせて下さい。(武道クラス生のみ)

master@ohtaichi.com

②閲覧が可能になればメールで知らせますので、閲覧して下さい。

その後は、登録済みアカウントからログイン後、下記のリンクから閲覧が可能です。(この動画は再生できませんとなる場合は、申請済みのgoogleのアカウントでログインしていることを確認後、それでも再生できない場合は、上記メールアドレスまで連絡を下さい)

https://www.youtube.com/user/ohtaichi

若者に殴られた老人、太極拳を習得して8年後に“復讐”

太極拳の武道は、アウターマッスルが衰え始めた、老年期から始めると、とても楽に習得できます。アウターマッスルが豊富にある場合、どうしてもその力に主体を置くため、なかなか内勁を主体にする勁が身につきません。
当流でも、特に体の小さな女性や、外筋をあまり鍛えていない人の方が、内勁の主導に早く到達します。しかしながら、正しい修練を行えば、アウターマッスルを主体にしていても、内勁の主導に修正できますが、この場合は「赤子のごとく」と言われるように、今までの力の使い方や、形などを全て忘れなければなりません。後天的なカンフーを捨てて、先天的な無為自然を思い出します。
このように、太極拳は人間としての熟練が高まり、無為自然の境地を思い出そうとしている老齢期に入っていれば、アウターマッスルも衰えることも併せて、内勁主体の運動が主体になってくる時期でもあり、この時期こそ、新たに武道としての太極拳を始める時期とも言えます。
当流でも、今まで70歳以上の門下を数人教えましたが、若い門下と共に武道の練習に励んでいました。
インナーマッスルを使用するので、その柔らかい筋肉を使っても壊れることはありません。むしろ、老齢になればなるほど、バランス筋などの重要性は増してきて、より鍛えやすくなっています。
この記事を見て、8年もかかったのかと思いますが、70歳を過ぎて身につける武道は太極拳が最適であり、死ぬまで修練できるインナーマッスルを修練する柔らかい練習体系をもっています。柔を育てるような練習の中で、同時に屈強な剛が中心に出来上がっていきます。綿拳と言われる楊式太極拳は、綿の中に針を隠すと言われる武道です。
私ももう直ぐ還暦ですが、武道として太極拳を習うなら、今ぐらいからが最も楽しい時期かもしれません。

若者に殴られた老人、太極拳を習得して8年後に“復讐”」

13日、中国江蘇網によると、江蘇省南京市でバスに乗っていた時にささいなことから若者に殴られた老人が、8年越しの復讐を果たした。

写真拡大

2016年5月13日、中国江蘇網によると、江蘇省南京市でバスに乗っていた時にささいなことから若者に殴られた老人が、8年越しの復讐を果たした。

今年76歳になる徐(シュー)さんは、8年前、バスに乗って老人会に行く途中に、混雑した車内で体が触れたことをきっかけに20代とみられる若者と口論になった。徐さんの身長は160センチそこそこなのに対して、相手は体が大きかった。徐さんは髪の毛をつかまれてバスから放り出されると、その後も若者から暴行を受けた。周囲の人が止めに入ると若者は捨てゼリフを残して去っていったという。

この出来事に怒りを覚えた徐さんは、近くで太極拳を教えていた名のある師匠に弟子入りを請うた。事情を聞いた師匠は「武術を習得するのは復讐のためではない」と拒否したが、徐さんはひざまずいて「私は年を取っても若者に負けたくないと思うだけです」と食い下がった。根負けした師匠は「健康のために行う」「先に手を出さない」などを約束させ、徐さんに身を守る方法を伝授した。それから徐さんは8年間、毎朝3時からの訓練に欠かすことなく参加。恨みは忘れておらず、「もう棺おけに片足を突っ込んでいるが、若造にやられっぱなしではメンツが立たん。恨みを晴らさんと棺おけに入っても目を閉じられん!」と復讐の機会をうかがった。

そしてある日、徐さんは8年前の恨みを晴らす機会がきた。あの若者を見つけるとわざと体をぶつけた。若者のけんかっ早さは健在で、「おっさん、どこに目ぇ付けてんだ!」と言うなり殴りかかってきた。徐さんは習得した太極拳で、相手の力を利用して反撃した。ひるんだ相手に徐さんは「8年前、バスで髪の毛をつかんで殴った老人のことを覚えてるか?それがわしだよ」と言った。若者は思い当たることがあったようにうろたえ、捨てゼリフを吐いてそのまま立ち去ったという。

情報源: 若者に殴られた老人、太極拳を習得して8年後に“復讐”

楊式太極拳の太極剣

daikaisei

(←画像をクリックするとLivePhotoが再生します。)

太極剣に巡り合うまでに、私は柳生新陰流を習っていましたが、その時の練習法は、最初から刃引きで勢法(かた)を打つことでした。そして、その重い刃引きがとても軽く打つことができるようになったら、今度は桐の木刀を持たされました。とても軽いものです。そして、それを今度は重く感じるように打てと言われました。いとも簡単に重く打てました。次に割り箸を渡され、それでダイコンを切れと言われて、振り下ろしたところ、すぱっとダイコンが真っ二つになりました。
これは、内勁にて重い刀を振る勢いを本来の潜在能力として取り戻した結果、その内勁で軽い木刀を振ろうが、割り箸を掴もうが同じ勢いが働くと言うことです。このように、柳生新陰流は(かた)の事を勢法と書きます。
そこで、太極剣の師と巡り会い、太極剣を習ったのですが、彼も全く同じことを私に言ったので、既に修得済みであることを伝えました。そこから、剣においては対等にお互いに剣術を教え合いました。王師は柳生新陰流にとても深い興味を覚え、近くに居ながら付き合いのなかった、私の剣の師とも懇意になったようです。
私のところの門下でも、太極剣を特別クラスで行っています。もちろん、重さも刃引きと同じレベルの模造刀です。ジュラルミンのような軽い刀などは使いません。もともと刀は重いものです。ジュラルミンのような軽い刀など存在しません。昔の技術では、強くて薄い剣を作ることなどできず、薄いと言われる日本刀でもあの重さですから、ジュラルミンの剣程度の薄さなど、すぐ折れて使い物にならないからです。
しかし、重い刀を軽く振れるようになると、ジュラルミンの刀でも重く振れるようになります。太極剣の円圏の内勁ができているからです。
剣の円圏は剣尖までです。その円圏を動かすだけの内勁が身につきます。そうすれば、手刀でもその範囲の円圏が保てます。要は、相手との間合いは剣の長さだけあるのです。その範囲に相手が入ってくれば、もうこちらの範疇です。太極拳の大架式は、もともと腕の長さを超えて、剣の長さ以上の円圏を描く套路です。大架式は、その能力を思い出すためのものでもあります。従って、大架式を極めると、太極剣もあたりまえにできる頓法と、大架式をある程度まで高めたら、太極剣を並行して学ぶことで、双方の円圏が合致しながら相乗効果で套路も太極剣も上達する漸法にもなります。このように円圏が広がると、自他和合を、自他不二を攻防の理に持つ太極拳は、相手を包み込むような沾粘連随走化を得ることができます。

剣道範士九段奥園國義さんとの太極拳

Yagyu01「手で打つな足で打て。足で打つな腰で打て。腰で打つな心で打て」

これは大阪で、30年程前に私と武道について談笑していたときに、剣道範士九段奥園國義さんが、奥園さんの先生から教わったという一節です。

奥園さんは、私の祖父の組織で実戦剣術を教えていた私の剣の先生と私が飲食店に居るときに、どこからか突然現れた人で、後で知って警察関係ぐらいしか知りませんでした。

最近、あることで奥園さんが亡くなったという記事を見て、彼の経歴を詳しく知った程度です。

私は当時、太極拳を教えるとき、手も足も腰の動きも、心の働き(意)の後に起こるものであり、その後に勢いが腰そして全体へ伝わっていくとしていました。

剣道の世界で凄い人だった事を知りましたが、当時の生意気な私は、彼のその言葉に「そんなことはあたりまえだ」みたいなことを言って、とても話が盛り上がったことを覚えています。なぜか、奥園さんも私を気に入ったらしく、それから十回ほどは会って、奥園さんも竹刀を振り、こちらはいつも使っていた真剣と同じ重さの模造刀に、厚いゴムと皮を纏った、私の先生自家製の袋竹刀のようなもので練習がてらの対戦をしたことがあります。

柳生新陰流の転の動きと、楊式太極拳の円転の動きの共通点を説明しながら動いていると、とても興味深く見られていました。こちらは太極拳で、彼の竹刀が振り始めるのを止めたり、剣道を相手にしてたっぷりと太極拳を試させていただきました。私が習っていた柳生新陰流の実戦剣術は、太極拳と全く同じ理で動いています。不思議と言って良いほど共通しています。剣道と、柳生新陰流や太極拳との多くの相違点は、この時に相当経験しました。20才ごろ若い頃は、暴走族や怖い人たちに棒で襲いかかられることは日常茶飯事でしたが、その荒くれた太刀筋に比べると、剣道の太刀筋はとても礼儀正しいものです。どちらかというと柳生新陰流や太極拳は、その荒々しさの方が近いようです。荒々しさを転や円転でまとめているといった方が近いと思います。

しかし、今この言葉を見てみると、確かにこれは漸法と言えるもので、初心者の方は最初はやはり手で動き、次に手で動くな足でうごけ、そして足で動くな腰で動け、腰で動くな心で動けと順を追って、深きを求めていくことも必要なようです。この十年ほど前からそう思い、教え方も、この漸法と頓法を組み合わせて柔軟に行っています。

あのときは、生意気だったなあと、奥園さんのかわいい笑顔を思い出しました。

 

 

太極拳演武見本(2016年4月24日スプリングフェスティバル)

太極拳演武見本(2016年4月24日スプリングフェスティバル)
※套路は単式を五行で行います。映像は套路のみです。套路の前後は立ったまま前後していますが、起立、着席です。
招式・護身術は武道生にて行います。(映像なし)
■套路
進歩搬攔捶
雲手
退歩跨虎
高探馬帯穿掌から十字腿
■招式 胴着用
進歩搬攔捶を雲手にて防御と同時に発勁、相手は退歩跨虎で防御、それを穿掌(高探馬帯穿掌)それを上十字で受けて蹴り(十字腿)
■套路
双峯貫耳
白鶴亮翅
進歩栽捶
■護身術
両腕を掴む、それを抜いて双峯貫耳、受けて肩を掴む、白鶴亮翅扌率角から進歩栽捶による栽法
■套路
攬雀尾
分脚
転身擺蓮
■護身術
ナイフで突く、それを攬雀尾で受けて大扌履(掤扌履)分脚から扌履勢摔、転身擺蓮による捻腕から地震脚

太極拳ヒーリング

今日の朝の太極拳で、ヘッドホーンから流れていた、「白鳥」~「動物の謝肉祭」第13番。
 今日のみたけ台公園はとても風が強く、木々の揺れと共に、風の音と音楽のハーモニーで、まるで空を飛んでいるような感覚になりました。
 そんな感覚を再現したくなり、早速公園の風景の動画と音楽を組み合わせてみました。
よろしければ、太極拳をしている感覚で、木々と揺らいでみてください。