私たち人間はエネルギーを生成し、そのエネルギーの働き=気で生命活動を行っています。その気は通り道(経絡)から体中を巡り、その局所(経穴)で集結し、生命活動を活性化します。
楊式太極拳の源流である武当山の太極功は套路に於いて、この経絡と経穴の活性化を図る行気を含んでいます。まずは坐道において気を巡らせる環流法という特別な座り方にて、行気の基本を毎日涵養します。
そして無為自然に立つとその気は、身体を天と地につなぐように気が巡ります。この気の巡りが、小周天・大周天を連結すると、大架式という套路が始まります。
行気を極めると指先に気を集めることができるようになります。また、人の気の巡りの状態が見えるようになります。
これは自らの毎日の坐道や站椿套路に於いて毎日のように、経験するからです。今日はこの気の巡りを断つ「節」という技法と指先に気を効果的に集める「三尖」という技法による点穴術の数多くある内の、ほんの一つの稽古風景をご紹介します。
行気を極めると人間の微細な動きの中に、気の躍動を感じることが出来るようになります。するとそこに自然と点穴術が発勁され相手を制する「節」が行われます稽古で無為自然に実戦で使える無意識の点穴が行えるように成っていきます。
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