楊式太極拳の実戦用法。大切な女性に教えておきたい。前から掴みに来たら、まるで空気のように後方に投げ飛ばす不思議な投げ技。

15年ほど前、拳法家の集まりの芋掘りイベントに、多くの中髙生が参加していました。
私と妻も参加し、その拳法を習っている中高生達と戯れていました。
妻が、「まーちゃん(私の妻からの呼び名)をみんなで倒して」と笑いながら声を掛けると、10人ぐらいの中髙生が束になって一斉にかかってきました。
全員が風に吹き飛ばされるように、畑に敷かれたワラの絨毯の上に、私にことごとくふわりと投げ飛ばされ、見ていた拳法家の人々も驚いていました。
後に、その時の一人に会ったときに、あのときの技は太極拳の技であると説明したとき、「ただ者じゃ無いと思っていた」と話されたことがあります。
この「攬月懷中」は、太極拳の最もオードソックスな抱球勢を使った摔角(投げ技)で、本当に笑い事のように不思議に投げ飛ばされます。
私も20代の頃、王師からこの技を習いました。私の働いているディスコでは毎日数回のプロ同士のケンカが起こり、それをを止めに行かないといけない立場にいた私は、毎日のようにこの技を使いました。
投げられた人は、まるで自分で転んでしまったような感覚になるらしく、強く怒りを持つことはありませんでした。相手を制したり致命傷を与えたいときは、この技の連環で栽法や地震脚がありますが、ケンカを止めるには十分な効果を発しました。
この動画では最初にこの技の稽古風景を掲載して、最後に、衆敵の場合の連の効果などを紹介しています。
是非最後までご覧下さい。

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