練習相手は熊のぬいぐるみ

テレビで大きな熊のぬいぐるみを見て思い出しました。
太極拳は、例えば柳穿魚や、黄鷹掐嗉などは、首に打ち込んだ虎口掌のまま、最後に全体重を人差し指と親指の間の虎口に乗せて、一緒に倒れ、地面に打ち込みます。相手の頸は地面と虎口掌に乗った体重によってへしゃげます。
他にも、頭を手揮琵琶の両手でを掴んで右に回し投げる天師擦球から、それを地面に投げ落とした瞬間に抱掌で左日逆回転の発勁をする首をねじ切るような揉転太極など、こんなものは稽古でできるはずがありません。
このような示意(技)は他にも多くありますが、頭から突き落とす技などは、 年に一度程度水深50cm程の海で行います。それでも砂に頭を打ち込むこともあり、とてもマットを敷いても出来ません。王師とも須磨海岸で行いました。
こんな時に、王師がどこから探してきたかと思って笑ったのが、身長180cmほどの黒い熊のぬいぐるみです。
月に一度ほど山で熊を使用して稽古するときは、私が車を持っていたので、自分の家で保管して置いて、持って行きました。
王師はかわいい顔をしている熊は何かかわいそうなので、怖い顔をしているのを探してきたと言っていました。確かに怖い顔だったのを覚えています。
武当山でも、弟子の母親が手縫いで作ってくれた布人形を使用していたそうです。
熊のぬいぐるみは首の部分を布と太いひもで補強してあり、北新地のクラブのママにやってもらったと言っていました。

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