(坐道トピック)明晰夢をもたらすγ帯神経活動 | Nature Neuroscience |

太極拳の源流には坐道があります。今から30年ほど前に、徹底的に坐道と瞑想太極拳(武当山では「存思」)を王氏から教わりました。その時に現れる多くの効果の内の一つに、夜に坐道もしくは瞑想太極拳の套路を行うと、よく朝の起き際に必ず「明晰夢」を見ることができるようになります。これは、道士たちが十方叢林で夜の修行の後、夢幻の中で技を練り上げ、悪鬼と戦ったり、民衆を助けたり、悟りを得たりが、自由自在に思い通りに運ぶことができるという、夢幻の修行として有名です。… 続きを読む

4METsの太極拳

 朝の太極拳の套路は、楊式85式を約1時間ぐらい行います。

IMG_2651 ゆっくりとした動きなので、そんなに運動にはなっていないように思いますが、METs(メッツ)という身体活動の強度を表す単位(運動によるエネルギー消費量が安静時の何倍にあたるかを示す)でいうと、4メッツで速歩に相当します。体重60kgの人で、1時間速歩で歩くと、時速6キロとして、1分で100m、5kcalを消費し、60分で300kcalを消費します。私の住む東急園都市線の青葉台駅から江田駅までの3駅を速歩で歩く距離です。
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太極拳に最適な3種類のミュージックを無料でダウンロードできる、プレゼントキャンペーンを、本日より平成26年5月31日までの間実施する。 – ライブドアニュース

太極拳に最適な3種類のミュージックを無料でダウンロードできる、プレゼントキャンペーンを、本日より平成26年5月31日までの間実施する。

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エムジーエフ株式会社の音楽レーベル・タイチレコード(Taichi Record)より、世界中で販売されている太極拳トリップミュージックを、単行本《簡化24式太極拳で骨の髄まで練り上げる技法》購入者に対して、無料でプレゼントするプレゼントキャンペーンを、本日より平成26年5月31日までの間実施する。キャンペーンサイト… 続きを読む

太極拳の易筋行:筋肉が多いと死亡率が下がる

shinmei1988年から1994年の間に3,600人の男性で55歳以上、女性で65歳以上の大人を対象にした新たな研究で、2004年にフォローアップ調査で、参加者のうち何人が事故死を除いて死亡したか調べ、そしてその筋肉量と死亡との関連性を調べた結果、より筋肉がある方が顕著に死亡率が下がることがわかりました。

この研究者の一人である、カリフォルニア大学のアルン・カラマングラ教授は「筋肉をつける運動をすることが健康には得策です」と話しています。… 続きを読む

簡化24式太極拳で骨の髄まで練り上げる技法(単行本)

〓〓〓真の太極拳を学ぶ教本〓〓〓
現在、世界中で普及する太極拳は、現在の中国政府が健康体操として制定したもので、制定太極拳とも言います。特に簡化二十四式太極拳は最も普及しています。
しかしながら、古武道である太極拳を制定して体操化した時点で、武当山の内丹修行者の導引術として発達した「宗門の行」である多くの技法は全く失われています。
特に楊式の太極拳を基にした二十四式や八十八式の制定太極拳は、形だけが残され、「宗門の行」として行われていた太極拳と形はほとんど同じですが、歩法や勢い、気の発し方、型の繋ぎ目、型の動きなど全く違うものになっています。
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太極拳のクィックモーション

buto5太極拳の武道練習では、あらかじめ、このような攻撃に対して、このような技をと決めて行う招式対錬を行うので、つい、相手の技がまだ勁道を走っていないのに、あらかじめ動いてしまい、お約束ごとのように技を掛け合うことがあるが、それを戒める。
招式練習は、このような技として、技を練習するのでは無く、その勢を練習する。従って、攻撃される側が勁道が極まる前に動いたなら、攻撃する側はその相手の場所に向かって勁を発すればいいのであり、攻撃される側の防御は、もうすでに動いているので、その勢は見破られ、攻撃をよけることができない。これは当たり前である。… 続きを読む

散手対打 上歩七星

(構え)双方手揮琵琶/(甲)左進歩上錘(進歩搬攔捶)/(乙)攬雀尾掤扌履扌厥(けつ)※右手は肘の急所をこする/(甲)転身攬雀尾按勢/(乙)双峯貫耳/(甲)攬雀尾按勢/(乙)右換歩搬中捶※左手で相手の右手を内からつかむ(玉女穿梭)/(甲)上歩欄※空いている左手で相手の肩を欄する(進歩搬攔捶)/■巧勁—(乙)上歩七星扌厥-白鶴亮翅-立禅站栽-金鶏独立膝勁-雲手地震脚拳/(甲)■受け—下按(対金鶏独立膝勁)架按=手揮琵琶から単鞭の過渡式の右顧勢を使用(対雲手地震脚拳)… 続きを読む

武道の世界《太極拳三昧》

ryusui武道の世界。真に経験したものしか知り得ない世界がある。
例えば、戦時中の中国で、戦後の日本で、生死の境において身につけた武道で武を実戦した、あの少林寺拳法の創始者の宗道臣氏。
武道と名がつけば、全て同じ世界でつながるようだが、彼の場合は違う。
私が思うに、彼の世界が真の武道の世界である。
実際に生死の境で武を実戦したものの世界は独特であり、経験したものでしか分かり得ない。
スポーツ化したものは論外だが、いくら、リング上で仕合でも、また、路上においても利を得るためだけに使用された格闘とは全く違う世界である。… 続きを読む

太極拳の用意不用力の『意』は『意念』だと教えられたのですが?

意念ですか?全く違います。意は意です。心の働きですから厳密には心意の内の「意」です。意だけでも『心』という意味がありますが、意の場合は働きの方をさします。太極思想においては、無為自然ですから念があると有為になります。

念は中国語では、「思う,気にかける,懐かしく思う,何度も思い起こす,忘れられない」などの意味です。日本語でも、それを少し強く意識するくらいで意味は変わりません。
虚霊頂勁は無念無想の意味です。「頂勁」頭の頂上の勁、すなわち心は、無念無想「虚霊」にしてと言っているのです。… 続きを読む