中国で鳥インフルエンザの「 H7N9型」のウイルスが、人に感染し始め、死者を出している。
ウィルスは地球上に生息して、自分の住み場所を探している。
住み場所はどこか、鳥や人間のの細胞である。その細胞に住み、繁殖させていき、周辺の細胞へ爆発的に広がる。
細胞からエネルギーや、栄養源がウイルスの増殖のために奪われる。
細胞はそれに抵抗しようとして大きなストレス状態になる。
最終的には細胞は自ら自殺して、その増殖を抑えようとする。… 続きを読む
雨《太極拳三昧》
今日は朝から雨だ。
地面に降った雨が集まり、排水溝に流れていく。
排水溝に向かう雨水は勢いを増していく。
強い自然な力を発していく。
太極拳の三尖。気勢が一箇所に集まっていく。
鋭い自然な力ができあがる。
その集まった雨水は、川に出る。
他と融合し緩やかになる。
緩やかであるが、他と融合しているので絶大な力である。
太極拳の沾粘勁。気勢が他と合わさり盛り上がっていく。
川は海に出る。
雨水はその一員となる。
そして雲になり、また雨となる。… 続きを読む
神聖な太極拳《太極拳三昧》
近くの公園の桜は、全く剪定もされず、ただひたすらに自由に伸びている。
迫り来るような、伸び上がるような枝に、たわわと花を咲かせている。
以前住んでいた東京の湯島から、歩いてすぐに上野公園がある。
不忍池の円周を全速力で10周ほど駆け巡ってから、上野公園に入っていく。
公園の広い道の両脇から、伸び出した桜の枝は、道を覆い被している。
その桜のトンネルを走り抜けて、朝のラジオ体操に参加して、そのまま太極拳の套路をするのが日課だった。… 続きを読む
桜の花びらの絨毯《太極拳三昧》
今日の朝。いつもの公園の地面に、桜の花びらの絨毯が敷き詰められている。足下には、花びらと、地面がまだらを描いている。
この美しさは、無用の用である。
花びらが実なのか?
地面が実なのか?
虚実が織りなって、いい知れない美しさを醸し出している。
大輪の椿の花《太極拳三昧》
夜明けと夕暮れ《太極拳三昧》
凌空勁《太極拳三昧》
珍しく、いつも太極拳の套路を行う公園には行かず、すぐ近くの小さな公園へ。
小さな公園を覆い被せるように、桜が満開だ。
いつものように、長い套路をゆっくりと始める。
空気が体の内に染み渡っていく。細胞たちが細胞たちと話し始める。桜たちも、空気の粒も全てがつながる。
凌空勁、太極拳の最高の極意である。空間を越えて及ぶ、自然な力のことである。
この套路のひとときが、凌空勁を知るための大切なときである。
だから套路はゆるやかにやる。… 続きを読む