太極拳の身の動きが自然体として馴染むまでにどのくらいの期間を目安にしたらいいのですか?

型を覚えるには集中すれば一日でも覚えることが出来ます。

自然体としてなじむのは30年やっている先生でも出来ていない人がいます。 最初を間違えているからです。

ところが最初から自然体としてなじむ人がいます。

要は、太極拳の十三勢行功心解の一番最初にもあるように「以心行氣」直訳すると心を持って気を運ぶ、が大切です。

心が自然でないと、自然な動きには一生なりません。

心が自然とはありのままと言うことですが、太極拳では先天の気といいます。

これが理解できると、即座に自然な動きにはなります。あとはそこから、深まって色々な動きを思い出すための練習をするだけです。

自然であれば、元々の太極拳の動きは当たり前の動きしかないので、一度見ただけで簡単に自然に動きます。それを考えると、自然な心になっていれば、1日有れば充分に套路24式、88式でも覚える気になれば覚えて自然な動きで動けます。

套路はその動きを思い出し練るための優れた練習方法です。

型を覚えるなんて1日有れば出来ますが、自然な動きは一生かかっても出来ない人もいます、またはじめから出来る人もあります。

私たちは太極拳を瞑想のように行います。例えば24式はふつう7〜8分ですが、1時間程度で動きます。

また逆に型をダンスのように音楽に合わせて、楽しく心の赴くまま動かす練習もします。この練習法はエアロタイチと名付けています。

太極拳の型なんて、子どものけんかと同じ。自然と動くもの。そう考えています。だから、楊式の太極拳は楊無敵と言われるほど強かったのです。自然だったのです。

足がどうだとか手がどうだとか形を守るよりも、まず、自然に気持ちよく楽しく動く練習をたくさんした方が良いと思います。心もフィードバックで生き生きしてきます。太極拳も楽しくなります。あの楊名時先生もこれが口癖でした。

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