王師語録#8

王師語録#8

「太極拳を学ぶことは、ただ天真爛漫で天衣無縫な自分に戻るだけのこと。戻れば、もう太極拳など必要ない。元々備わっている無邪気な勢いを何事にも使えば良い。それだけでいい。」

(王師と話していた事を回想して語録に記録しています。下記にはその回想のきっかけになった事柄などを記載しています。)

「私はなぜか、小学生以下の子ども達に、初対面でもまるで友達のように、いや友達以上に馴れ合われる。王師と電車に乗っているときに、遠足帰りか、なにかわからないが、多くの子ども達が乗り合わせた小学生達の無邪気な姿をまじまじ見ていると、目が合った子ども達数人が私に馴れ合ってきて、膝に上ったり、首に捕まったりし始めたので、長椅子や床にやんわり投げ飛ばしたり、捕まれた腕や首をするりと抜いたりして遊んでいました。子ども達も大喜びで、私もとても楽しい時間を過ごしました。その後電車を降りてから、いつもこうなんですよと言った私に王師が言った言葉です。こんなことは、今でも良くありますが、今日、まだ2才にもならない我が子の朝からの天真爛漫で天衣無縫な姿を見ていたら、この王師の言葉を思い出しました。」

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