瞑想太極拳の神髄

85式は楊式の宗家 楊露禅が大成したもので、錬丹法の一つとして黄帝内径とか気功と併せて行われ、仙人を目指す道教の太極陰陽思想の意識を内に秘めています。

中国の華僑賢人達の錬金術として伝統的に伝承され、そこから国民体育法として24式や、その他の流派の集大成として48式が生まれ、88式は85式の体育法として現在に至っています。私たちの太極拳の目的は錬丹法としての太極拳であり、太極拳を深く練っていきます。

第一に85式の形を覚え、その次に虚実陰陽、無極円心の動きを加え、体操太極拳として完成後、気と呼吸を入れて気功太極拳を完成します。

ここまでが体を中心とした錬丹法。

その次に意(心意)を動きの中に巡らせる想念法で太極拳の太極感作(陰陽虚実などを心身感覚で認識すること)を行い、心と体の動きを完全に一致させ、心身一如の太極拳を完成させます。

太極拳の動きは、太極思想といわれる自然の法則に従った動きであり、その動きに心を合わせ、その想念を意識することで、心が自然になり、又、その自然な心が意識できるようになります。

このころから、無意識呼吸で自然と気と呼吸が体を巡り、合わせて心が同調し、意識に感じます。

逆に、心や体に乱れがあると違和感を感じたり、端から見ていると自然な動きになりません。

太極拳を見ているとその人の心が分かるのはその為です。仙人といわれるような賢者は、日常の人の動きでその人の心がわかるのも、太極拳の修行のためです。

武道家が相手の動きを読むのもその為です。

最後の到達点として、無極の中で動く太極拳を行います。

殆ど無意識で自然と体が動く、動きと動きの間に無極(ギャップ)が生まれ、時間の止まった感覚が始まります。宮本武蔵の悟りと同じです。

全体はとても緩やかで、私と私の先生は山の中で85式を3時間で演じました。

全くの瞑想状態で、あらゆるものの動きが緩やかに細かく敏感に感じ取れます。

自分自身の体も空気も一体となる感覚で、この感覚を得ると、想念による太極拳の意識(認識できる心意)はそこにある一部であるということが分かり、ある時に世界が変わります。

あらゆるものが美しく光り輝き、聞こえなかったものが聞こえ、当たり前と思っていたことがそうではなかったことに気付くという世界です。

これが、瞑想太極拳への入り口です。

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