本日の武道練習2015.6.28

①招式 我の右手で相手の左手五指を掴んで、左方に掤勢で体勢を崩し、そのまま、右顧して扌履勢にて相手を左後方に投げる(摔角)又は、撅する。(擒拿) 仕掛け(詳細は下記に) 「掤扌履摔」 「掤扌履撅」
②招式 我の右手の虎口にて、相手の右肘を前から尖掌(虎口掌)にて前方へ突き上げ、左手の掃掌にて、相手の右手を相手の夾脊へ向かわせ、金鶏独立にて我の左手を上昇させ、我の右手は相手の右肩を下に押さえて固める。(擒拿)「掃掌十字栽」又は右方へ投げる「掃掌十字摔」、相手の肘が伸びた場合、我の前部正中線にて固める。「掃掌交差栽」又は右方へ投げる「掃掌交差摔」… 続きを読む

本日の武道練習2015.6.21

①招式 相手が我の左腰を回し蹴りで蹴ってきた場合の攻防 外雲手分脚
相手の右回し蹴りを、外雲手の十字勁で挟み受け、同時に相手の金的などに分脚を蹴り込む。(詳細は下記に)
②招式 相手が我の顔面に右捶に続けて左捶を打って来たときの攻防
雲手絞臂摔(摔角) 雲手にて左捶を我の左手で受け回し、同時に右捶を我の右手で受け、相手の左腕に相手の右腕を締め付けて左方に投げる。(詳細は下記に)

③散手(招式)対打

復習 第1式から第43式まで… 続きを読む

天枢穴「点穴術・拿穴術」

天枢穴 天枢穴は先天の精と後天の精をつなぐ架け橋の要である。先天の精は人間が生まれながらにして持つ、生命体としての生理機能であり、後天の精は生まれてから身につけた心身の性質である。先天の精の要である自律神経は、後天的な人間の性質によって大きく左右される。この天枢穴を点穴すると、自律神経の要所であり、第二の脳と言われる太陽神経叢に対し陰の刺激を与えることになる。副交感神経系の暴走が起こり、血圧の急激な低下とともに、胃や肝臓・すい臓、腎臓などの重要な臓器が機能低下する。持ちろん大腸も機能低下するが、それよりも自律神経のバランスが一挙に狂う。… 続きを読む

本日の武道練習2015.6.7

①二連捶 練習
②運用法:背面から相手が右拳で我の右顔面を圏捶で打ってきたときの攻防。搬盤肘転身摔
その他転身摔各種 相手の右捶を左搬で受けて、左転身他
③運用法:背面から腰を引っ張られた場合の攻防。右手又は左手で引っ張られる。
抱虎帰山各種
④運用法:前から首を絞められる場合の攻防。外から閉められる場合。双鍬下按頭撃・双鍬
下按膝撃※鍬形手(しょうけいしゅ)双峯貫耳
真っ直ぐに閉められる場合、双掤下按頭撃・双掤下按膝撃(起勢収勢)… 続きを読む

期門穴「点穴術・拿穴術」と腎

期門穴 経絡のネットワークは腎から始まり腎で終わるが、十二の経絡の流れで気穴に流注していた気は、正確なリズムを持ってこの期門穴への流注で最後となり、次に腎へ向かい章門穴で気の流れを治めながら、京門穴から腎へ気が流れていく。

期門・章門・京門は体の気のネットワークにおいて、期門は経絡全体の気の昇降や、経穴からの気の出入りの正常なリズムのようなもである気機を司る。止まること無く、運動し続ける活力である気の、そのリズムを狂わせると、体全体に気の統一感が無くなる。そわそわして、落ち着きが無く、不安で、少しのことにも怯え、心臓や肝臓の疾患にもつながる。鬱状態などが極まるだけで無く、よくつまずき、足元がよろつき、情緒不安定で、自分の体が自分で無いような感覚になる。様々な症状が全身に起こる。又ここは詳しく紹介する。… 続きを読む

本日の武道練習2015.5.31

①攬雀尾の練習
木の枝を使って
②招式/ 相手の左右の一息での連打に対する攻防 上段二連と上中二連 手揮琵琶
③招式/相手の右上段と左下勢打虎に対する攻防 下勢打虎の練習(打虎式の練習) 白鶴亮翅脚
④招式/相手の中段への右拳(短刀)での攻撃に対する攻防  起勢撇身捶
⑤招式/相手の上段防御に対する攻撃 撇身捶
我の両手を垂らしながら相手に向かい、急激に我の両手を我の顔面近くに上昇させ、相手の反射神経により気を相手の顔面近くにあげて勢いを受けて、超速で撇身捶を放つ。… 続きを読む

本日の武道練習2015.5.24

①散手運用

攻守散手・胴をつけて攻守拳脚
②右進右射虎掌
右に気を進め、相手の右太陽穴に右射虎掌を放つ。
③散手対打
右進右射虎掌〜転身按〜換歩左掌〜圧掌独立膝撃〜下按
④招式
(立腕を両手で握られた場合の攻防)※握る又は上下に移動の場合(海底針解腕)※懐中抱月(倒攆猴式)に対する攻防(抱掌解腕盤肘撃「野馬分鬃」)※懐中抱月(倒攆猴式)の練習※補足「懐中抱月(高探馬式)」
⑤招式
右手を右に大きく振られて踢脚を心窩に蹴り込まれる(相手の左手の場合は、斜飛脚、相手の右手の場合は十字脚)今回は十字脚のときの攻防(転身大扌履摔)摔角(転身大扌履撅)擒拿※補足・別式に抱掌射虎撃があり※十字脚の練習(胴をつけて)※補足(十字脚の内外への攻防、斜飛脚の内外への攻防を整理しておくこと※どちらも解法からの拳脚・擒拿・摔角あり)
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