教えは守らないから教えである。
教えようとしているものは、教えの中にはない。
教えを生み出したところにある。
教えを守るということの観念と概念が、人生において大きな意味を持ちます。
教えとは、読んで字の如く。何かを教えようとしているのであるから、その教えようとしているものを探す入口です。
でないと「答え」と言うでしょう。
禅問答のその「答え」は、例えば人生とはという問いに「指で◯(まる)」。
これが教えでなく答えであり、教えは指で◯という理由の表現された結果である。その教えは「空(くう)」と続くのです。… 続きを読む