恍惚感《太極拳三昧》

なんて心地の良い朝なんだろう。
010104風はそよ風で、日差しは温かく、全てが穏やかだ。
太極拳を始める。暫くすると、体中に何かが染み渡る。
一挙に恍惚感が駆け巡り、それからは夢のようである。
套路で、この変性意識がなぜ起こるのか?
それは太極拳では経験学的に明かである。
武当派では、それが当たり前であり、理論も確立している。
朝の套路でのこの恍惚感は、一日中持続する。
ゆるやかな無為の多幸感と、共有感に包まれる。
夜になると穏やかになり、すっと眠りにつく。
深い深い眠りに入る。
寝入り際と目覚めに心地の良い夢を見る。
現実か夢か分からないような、恍惚感溢れる夢である。
朝、目覚めると穏やかに心地よさが始まる。
人はなぜ麻薬におぼれるのか?
この恍惚感を追い求めるのだ。
太極拳を極めれば、誰にでもこの恍惚感は手に入る。

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