大切なのは、何をするときも、意識しないことです。ドアを開けるときも太極拳の無為自然の発勁で開けます。気持ちよく楽しく開けることです。何も考えないと凄い力が出ます。無理は絶対にいけません。何事においても無理がない日常を送ることが大切です。
特に、リラックスという意識が最も危険です。
放松(放鬆)はリラックスという意識では無く、無為自然にあたりまえに存在する自然な鬆らかさですから、リラックスと意識すると本末転倒です。… 続きを読む
大切なのは、何をするときも、意識しないことです。ドアを開けるときも太極拳の無為自然の発勁で開けます。気持ちよく楽しく開けることです。何も考えないと凄い力が出ます。無理は絶対にいけません。何事においても無理がない日常を送ることが大切です。
特に、リラックスという意識が最も危険です。
放松(放鬆)はリラックスという意識では無く、無為自然にあたりまえに存在する自然な鬆らかさですから、リラックスと意識すると本末転倒です。… 続きを読む
頸椎周辺の下頭斜筋・上頭斜筋・大後頭直筋はバランス筋ですから、全体のバランス筋の総合力で鬆らかく(柔らかくではない)かつ弾力があり、気勢も溢れ、外側の筋肉はそれに従い動くことが大事です。外側が緊張したり、又力を主にしたりすると、その直線的でおおざっぱな動きが内部の頸椎周辺を損傷します。中の方に圧力を加えるも力も加えるも良くありません。そうではなく、下頭斜筋・上頭斜筋・大後頭直筋などが無意識において、主なのです。脳の深いところで、恒常性を維持するためにそのバランス筋を動かしますから、一切意識せず、本来の自然な生命力に従っていればいるほど、良く働きます。逆に無理な意識したり、意念を持つと外側の随意筋が動きますから、全て意識せず意念せず無為自然に動いていれば、勝手にバランス筋は大いに働き、もとの先天の能力を取り戻します。そんなことあまり考えないで、自分の先天の能力を信頼して、ゆっくりと套路をやっているのが一番です。… 続きを読む
今年に入ってから、太極拳武道クラスの門下が全員そろって参加できる日があったため、陳炎林の「散手対打」を、新しい門下のために久しぶりにやってみることにした。
今までも、当門楊式太極拳に伝わる「散手対打」は、武道クラスでは毎回主要練習として行っていて、陳炎林の「散手対打」の数十倍もある内容になるが、陳炎林の「散手対打」のように、ここまで長く連環する散手対打は、覚える作業が必要となるので、多くても道場で行うのは10連環くらいの散手対打である。それを毎回数個の違った内容をやるのである。陳炎林の散手対打も、陳炎林が練習として対錬で行っている散手対打を、書籍に掲載するために、中国の人が好きな数字である88連環させて、最初と最後を締めくくったものであり、もちろんここに掲載された散手対打が全てのはずがない。… 続きを読む
先日、当関連サイトの、太極拳に関する記事が改ざんされて、悪辣なイラストと動画が掲載される被害を受けました。
今まで、太極拳サイトで使用するメールアカウントを、国際的な公的ブラックリストに掲載されたり、徹底的なスパム攻撃を受けたりしていましたが、今回は、サイト内部まで入って来て改ざんされたのには驚きです。
以前から、だいたい複数の犯人らしきものも推測できており、太極拳サイトで使用するメールアカウントのブラックリスト掲載についてはその情報を提供したところ、やっと、ブラックリストから除かれました。… 続きを読む
王師語録#8
「太極拳を学ぶことは、ただ天真爛漫で天衣無縫な自分に戻るだけのこと。戻れば、もう太極拳など必要ない。元々備わっている無邪気な勢いを何事にも使えば良い。それだけでいい。」
(王師と話していた事を回想して語録に記録しています。下記にはその回想のきっかけになった事柄などを記載しています。)… 続きを読む「私はなぜか、小学生以下の子ども達に、初対面でもまるで友達のように、いや友達以上に馴れ合われる。王師と電車に乗っているときに、遠足帰りか、なにかわからないが、多くの子ども達が乗り合わせた小学生達の無邪気な姿をまじまじ見ていると、目が合った子ども達数人が私に馴れ合ってきて、膝に上ったり、首に捕まったりし始めたので、長椅子や床にやんわり投げ飛ばしたり、捕まれた腕や首をするりと抜いたりして遊んでいました。子ども達も大喜びで、私もとても楽しい時間を過ごしました。その後電車を降りてから、いつもこうなんですよと言った私に王師が言った言葉です。こんなことは、今でも良くありますが、今日、まだ2才にもならない我が子の朝からの天真爛漫で天衣無縫な姿を見ていたら、この王師の言葉を思い出しました。」
実際は知らないのに、
知っていると
思い込んでいることだ。
(王師?)
(王師と話していた事を回想して語録に記録しています。下記にはその回想のきっかけになった事柄などを記載しています。)… 続きを読む最近ディズニーの映画、『トム・ソーヤーの冒険』が面白いというので、その解説を読んでいると、著者のマーク・トウェインの有名な名言というものに巡り合いました。
この名言を見て、私が、横浜で行われていた太極拳のイベントを、王師と一緒に見に行ったとき、そこに招聘されていた有名だと言われる太極拳の老師の演武や、通訳入りの解説などを見ていて、私に言った言葉を思い出しました。この言葉は王師の言葉と思っていましたが、あれ、同じことを言う人がいるのか、王師がこの言葉を知っていたのか定かではありませんが・・・
… 続きを読む<太極拳>喜寿過ぎて講師デビュー 自宅で太極拳をする浅野さん 拡大写真 宮城県名取市の主婦浅野美津子さん(78)が、同市市民活動支援センターで初心者向け太極拳講座を始めた。喜寿を過ぎての「先生」デビュー。自身も太極拳を続けて血圧が大幅に下がったことから、「家に閉じこもらず、受講しに来て」と同世代に呼び掛けている。 浅野さんは市民団体「太極拳で介護を予防する会 はなもも」を設立し、7月16日に講座をスタートさせた。毎週土曜、60~80代の4人に太極拳を教える。
さらに健康への関心の高まりがある。カリフォルニア・フィットネスクラブの店舗閉鎖問題はあるが、スポーツジムやヨガなどは人気があり、日系でもライザップでは顧客を着実に伸ばすなど、健康志向の高まりは強まっている。早朝に公園などに行けば伝統の太極拳をしている人が大勢いる。
情報源: 香港、平均寿命は男女共に世界一に – 香港経済新聞
25年ほど前には、週に三回往復、時には日帰りもするほど、頻繁に香港へ通っていました。… 続きを読む
私が、太極拳を教わり始めたのは20代の時ですが、王師からは「印可を受けるまでは、私から太極拳を教わっていることを誰にも言わないで欲しい」と言われていました。その理由を聞いたところ、「太極拳は自分の家族と一族のみに伝えることになっている。その理由は、心が通え合えないと太極拳は伝わらないからだ」と言われました。そして「心が通じ合っていれば、必ず印可を与えることができる。印可を与えたと言うことは、心が通じ合ったからだ」と言われ、とても納得したことを覚えています。… 続きを読む