強弱とは単に相対するものです。
強弱とは単に相対するものです。
左と右、上と下、女と男などと同じように性質として考えるのが太極拳です。
強いから良い、弱いから悪いのではありません。
強いところはどこか、弱いところはどこかそれを知ります。
何に強いのか、何に弱いのかそれを知ります。
よく観察すると、強いところには弱いものが混在しています。
そして弱いところには強いものが混在しています。
それが太極と呼ばれる混沌とした状態です。… 続きを読む
強弱とは単に相対するものです。
強弱とは単に相対するものです。
左と右、上と下、女と男などと同じように性質として考えるのが太極拳です。
強いから良い、弱いから悪いのではありません。
強いところはどこか、弱いところはどこかそれを知ります。
何に強いのか、何に弱いのかそれを知ります。
よく観察すると、強いところには弱いものが混在しています。
そして弱いところには強いものが混在しています。
それが太極と呼ばれる混沌とした状態です。… 続きを読む
囚われを見つけ出すのが太極拳の套路です。
囚われという字は人を囲みの中に閉じ込めている字です。
囚人の囚です。
物理的に檻に閉じ込められていいるのではなく、色々な条件に囲まれている状態です。
例えば、功名富貴(こうめいふき)という四本の線を取りはからえることが出来れば、並外れた人間になることが出来、そしてもっとレベルの高い話では、道徳と仁義という四本の線を重視する心を解き放すことが出来れば、聖人の仲間入りが出来ると、あの論語と並んで広く読まれている菜根譚(さいこんたん)の… 続きを読む
太極拳は神気精の一致で発勁となります。
精とは人間が人間として持っているものです。肉体と精神の全てです。
それは、老若男女であっても、持ってる物はなにも変わりません。
精とはその人間の基本的構造、例えば、筋繊維の数や細胞の性質、骨の数やその性質、脳の造りやその性質,その他の生理的性質など全てのことです。
この基本的構造はたとえ赤ん坊であっても、老人であっても、男性であっても女性であっても変わりません。
厳密に言えば、多少の差があったり、病気やけがでの差異はありますが、根本的なところでは … 続きを読む
現代人は、無意識で生まれる力(勁)、例えば、親が子を助けるときに出るような、又は火事場のくそ力のような力、それが普段から自然と備わっていません。
都会に住む人はさらにさらにその力が備わっていません。
農家や山で仕事をする人,酪農などをする人は、都会人と比べると無意識の力を絶えず使っています。都会に住む人とそのような人とは、力の出し方の違いが顕著に表れます。都会にすむ成人男性のほうが力がない,農家で働く女性よりも力がないときもあります。… 続きを読む
良く映画などで、敵の首をゴギッと回して、絶命させる技があります。
実際にやってみると分かりますが、(★★やってはいけません。★★ ゆっくりやっても首が捻挫するなど大変なことになります。ちゃんとした安全な練習方法があります)
そんな簡単にできるものではありません。相手の体がついてきます。
勁道は手揮琵琶です。
前から相手の頭を纒糸勁で抱き込むようにして、縮勁(しゅくけい:体を縮める時に生じる勁道)で耳の方へ両手の指先に気を送り、滑らしていくと、耳たぶの下のあごの骨の外側に、中指(他のどの指でもいいが、中指が自然)が自然と引っかかる。(ここまでの練習は、友人などを相手にすると、面白いようにうまくできるが、套路などで纒糸勁や、縮勁を練っておかないと、自然とは出来無い。)… 続きを読む
ごくせんの仲間由紀恵のような拳法って本当に使えるんですか?
YouTubeの動画を見た人から、こんな質問がありました。
あの動きは内家拳のように思います。
内家拳は平常心、副交感神経での動きが最も大切です。
そこから考えると、平常心と、生死を超えても守りたいものがあるときには、使えます。
太極拳は、この様な攻撃にはこの技というものはありません。
そんな難しいことをいちいち考えていては、山ほどその技術を覚えないといけません。又、いざとなるとそんな難しいことは出来ません。… 続きを読む
その練習の方法は、もし右足を以って採腿を行うときには、右手を何か掴むようにして腰の所に引き付けると同時に、左手の掌を前方に打ち出して相手の面部を打ちます。(この場合の左手の動作を「閃」と言います。)この時の左腕は完全に伸ばさないで少し曲げておく方が良いでしょう。
***退歩跨虎のみ [#wa3f88dc]