和合 和合すれば、敵は我が身なり。 我が身は我が心の赴くまま。 心を受けるところに愛がある。 受容すれば一体になり。 迎合すれば分裂する。 分裂すれば、心は争う。 相手の感受が始まるところを先(せん)とする。 その先(せん)を聞く。 その感受を受けて我が想念を興し、行にする。 それを「枕を抑える」と宮本武蔵は言う。 人や万物の感受を聞く、それを感じ受容する能力を思い出す。 例えば人の感受は即座に想念となり、気となり動となり表面に発露する。… 続きを読む
天上天下 唯我独尊 仏陀の言葉に「天上天下 唯我独尊」という言葉があります。 うちにいる文鳥たちは、空を飛びます。 私はいくら手を広げても空を飛ぶことはできません。 しかし、私は、大きなものを持ち上げることができます。 ギターの弦は震えて音を出します。 とても美しい音です。 しかし、私はたくさんの歌を歌えます。 そうなんです。全てのものは全て違って全て素晴らしいのです。 これが唯我独尊です。 そして天上天下。全ての中にいると言うことです。… 続きを読む
極へ逝かない 太極拳の心意が求めるところに、先天に戻る。 遡るということ。があります。 社会では後天的な事を積み上げて、進んでいくのが常です。 積み上げて積み上げて老い衰え死んでいく。積み上げることが多ければ老いは加速する。 遡り、遡り、若返り、生まれる前に戻っていく。これが太極拳の心意です。 何事も、極に向かうとその終局を迎えます。極へ逝くということです。 筋肉も鍛えれば鍛えるほど老化します。 努力すればするほど、疲れます。… 続きを読む
胡蝶の夢 胡蝶の夢は、道教の始祖の1人とされる荘子による有名な説話です。 巨匠フランシスコッポラがこの説話をモチーフにした文学作品から映画を造り上げました。 私も見ましたが、その思想がよく表されています。 胡蝶の夢は、荘子が夢の中で蝶として、楽しくおおらかに飛んでいたところ、目が覚めたら人間に戻っていた。人間としての私が、蝶になった夢をみていたのか、それとも今の私が蝶が見ている夢なのかという説話でです。 太極拳では無為自然を教えます。… 続きを読む
純粋を持続させる 純粋、何一つ囚われも曇りもない、当たり前であるがままの状態。 純粋(神=しんの性質)を持続させる。 例えば、太極拳の套路をゆっくりと長く続ければ、それはいづれはわかります。 日常生活で純粋を持続させてみれば、とても面白い現象が起こります。 もしそれが出来れば、一瞬にして周辺の世界も変貌します。 見るものも感じるものも包括した融合した感覚を得るはずです。 面白いように、思った通りに現象が起こります。 しかし、ここがみそです。面白いところです。… 続きを読む
才能 才能(さいのう) 生まれながら持つ神・気・精で、あらゆる物事を巧みになしとげることができる、生まれつきの能力である。 神(しん) 全てのものに存在する原質(純粋な心)。全体としての普遍性(全てと通じる価値観)。普遍性から揺らぎと共に気が起こる。発想(想いの始まり。個性になっていく)のはじまりとなる。 気(き) その原質から発生するエネルギーの動き。全体とその一部である個との融和。神(しん)を感じ、そのエネルギーはそれを感受する、感性の目覚め。… 続きを読む