本日の武道練習2015.6.7

①二連捶 練習
②運用法:背面から相手が右拳で我の右顔面を圏捶で打ってきたときの攻防。搬盤肘転身摔
その他転身摔各種 相手の右捶を左搬で受けて、左転身他
③運用法:背面から腰を引っ張られた場合の攻防。右手又は左手で引っ張られる。
抱虎帰山各種
④運用法:前から首を絞められる場合の攻防。外から閉められる場合。双鍬下按頭撃・双鍬
下按膝撃※鍬形手(しょうけいしゅ)双峯貫耳
真っ直ぐに閉められる場合、双掤下按頭撃・双掤下按膝撃(起勢収勢)… 続きを読む

本日の武道練習2015.5.31

①攬雀尾の練習
木の枝を使って
②招式/ 相手の左右の一息での連打に対する攻防 上段二連と上中二連 手揮琵琶
③招式/相手の右上段と左下勢打虎に対する攻防 下勢打虎の練習(打虎式の練習) 白鶴亮翅脚
④招式/相手の中段への右拳(短刀)での攻撃に対する攻防  起勢撇身捶
⑤招式/相手の上段防御に対する攻撃 撇身捶
我の両手を垂らしながら相手に向かい、急激に我の両手を我の顔面近くに上昇させ、相手の反射神経により気を相手の顔面近くにあげて勢いを受けて、超速で撇身捶を放つ。… 続きを読む

本日の武道練習2015.5.24

①散手運用

攻守散手・胴をつけて攻守拳脚
②右進右射虎掌
右に気を進め、相手の右太陽穴に右射虎掌を放つ。
③散手対打
右進右射虎掌〜転身按〜換歩左掌〜圧掌独立膝撃〜下按
④招式
(立腕を両手で握られた場合の攻防)※握る又は上下に移動の場合(海底針解腕)※懐中抱月(倒攆猴式)に対する攻防(抱掌解腕盤肘撃「野馬分鬃」)※懐中抱月(倒攆猴式)の練習※補足「懐中抱月(高探馬式)」
⑤招式
右手を右に大きく振られて踢脚を心窩に蹴り込まれる(相手の左手の場合は、斜飛脚、相手の右手の場合は十字脚)今回は十字脚のときの攻防(転身大扌履摔)摔角(転身大扌履撅)擒拿※補足・別式に抱掌射虎撃があり※十字脚の練習(胴をつけて)※補足(十字脚の内外への攻防、斜飛脚の内外への攻防を整理しておくこと※どちらも解法からの拳脚・擒拿・摔角あり)
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炎黄の裔《太極拳三昧》

Yellow_Emperor昨日の武道クラスでは、久々に竹林の中にある、厳かな場所で練習を行いました。
そこでの実戦を想定した練習は、王師から聞いたことのある武当山での練習風景を彷彿させました。
そして、思い浮かんだのが、中国の神話です。
中国の神話に登場する炎帝は、多くの経験と実証を重ねていく神です。
医学において、炎帝は「神の鞭で草木を打ち、そしてなめて、その草木が毒か薬かを知った」と伝 えられています。草木をなめて日に何度も毒にあたって死にかけたのです。そして多くの経験を蓄積したのです。… 続きを読む

太極拳の龍の勢と龍脈

武当派の楊式太極拳では龍の勢(沾粘纏糸の勢)を多用します。

双龍採扌厥(そうりゅうさいけつ)・双龍大扌履(そうりゅうだいり)・双龍斜飛(そうりゅうしゃひ)双龍撇身(そうりゅうへいしん)大纏手(だいてんしゅ)や小纏手(しょうてんしゅ)昇龍纏腕(しょうりゅうてんわん)などの太極拳の擒拿術は、龍の勢を実感するのにとても役立ちます。

とても大切なことですが、龍の勢は龍脈を通ると言うことです。龍脈は聴勁により感じ取り、入り口からしか入ることができません。そして出口からでることにより、龍の勢による発勁は完成します。… 続きを読む