単鞭鈎手による解法から鈎手拳

2016/6/5武道クラス
20160605_6右手を左手で引っ張られた場合の解法。
相手が我の右手を左手で引っ張った場合、引っ張る側の勢は引勢である。引勢は任脈に向かうため、その勢は相手の腹側内に向いていく。その引勢に随う随勢により、相手の引勢に沾勢で貼り付きながら走勢にて走らせ、糸巻きを巻くように粘勢で内に粘り、(随勢からここまでが纏糸勁)連勢で沖和して繋がったところで、単鞭の鈎手(こうしゅ)の環流勁の発勁で解法、解いたその手でそのまま鈎手拳を相手の顔面急所に打つ。(沖和からここまでも纏糸勁※解法から逆転)喙鹰手(鈎手の鈎尖で相手の急所を打つ)なども使用できる。… 続きを読む

多摩川のほとりで24式レッスン

多摩川のほとりで早朝に行った、簡化24式太極拳のレッスンです。
ほとんどが、始めて太極拳をされる方ばかりですが、最初に重要な甩手や基本歩法などを練習して行いました。
楊式太極拳の基本は、気持ちよくおおらかに楽しくです。
多摩川の水の流れる音と、心地良い風、木々の葉の擦れ合う音、鳥の声、朝日とともに、とても楽しくて、気持ちよくおおらかに行えました。

2016-04-19_12-28-01

 

古式楊式太極拳85式を覚えると、 簡化24式太極拳も順番さえ覚えればすぐにできます。… 続きを読む

太極拳演武見本(2016年4月24日スプリングフェスティバル)

太極拳演武見本(2016年4月24日スプリングフェスティバル)
※套路は単式を五行で行います。映像は套路のみです。套路の前後は立ったまま前後していますが、起立、着席です。
招式・護身術は武道生にて行います。(映像なし)
■套路
進歩搬攔捶
雲手
退歩跨虎
高探馬帯穿掌から十字腿
■招式 胴着用
進歩搬攔捶を雲手にて防御と同時に発勁、相手は退歩跨虎で防御、それを穿掌(高探馬帯穿掌)それを上十字で受けて蹴り(十字腿)
■套路… 続きを読む

本日の武道練習2015.8.16

①拳脚基本 進歩順捶拳-歩きながら順歩で捶拳を打つ(要訣)歩くように気楽に 進歩拗捶拳(拗歩で打つ)
進歩順捶拳脚-歩きながら順歩で捶拳を打ち、順踢脚 進歩拗捶拳脚(拗歩で打ち後足で踢脚)
②招式 相手の右進歩順捶拳を包球で受けて、続けて相手は左進歩順捶拳を包球で受けて、右攬雀尾や右斜飛式
③拳推手 相手の上歩連捶を左右倒攆猴で受け、次の我が上歩連捶を左右倒攆猴の繰りかえし
④拳推手から招式 上記拳推手から上歩三連捶を白鶴亮翅にて相手の後方に入り摔角… 続きを読む

本日の武道練習2015.8.9

①散手(運用)

②散手(招式)対打 検査

③太極整体(頸椎調整)白鶴亮翅

④拳脚 採右靠 回右靠

⑤招式 両手で上から掴んできた相手に双分蹬脚。双分蹬脚を指襠捶。

⑥招式 分脚に対する。側行脚 退歩脚

⑦大扌履

以上、記録動画参照。

⑧招式 座っているところを両手を、相手の両手で引っ張られた場合。右抜手左擒拿・後伏虎栽法

(詳細は下記)

■詳細及び記録動画

※本日の練習の相対招式の技術を詳細に記載しています。要訣など、随時加筆していきます。… 続きを読む

本日の武道練習2015.7.26

①散手(招式)対打 詳細練習 第83式から第88式まで
②招式練功 6右打虎に対する7打左肘(双分して右打虎を我の左腕で受け、野馬分鬃の勢で打左肘を打つ練習)
③招式練功 8右推に対する9左劈身捶(右推を腰腿を使って左後方に走らせ、撇身捶の勢にて左劈身捶を打つ練習)
④招式練功 21上歩左靠に対する22転身按(上歩左靠を随勁にて受け、後ろ体重になったところで相手の靠勁を尽きさせ、その虚を利用して、右足を左に移し、相手の右側に我の身体を写し、即座に右顧して左足を進め双按を放つ練習。相手の勢いに随い相手を走らせ、即座に粘りつき、相手に水の表面張力のように沾り付く練習)… 続きを読む

本日の武道練習2015.7.19

IMG_1067①擒拿 虎咬反挙(ここうはんきょ)我の右手で、相手の左手の掌側から掴み、金鶏独立の勢により反挙にてつり上げる。経絡を大腸経から心経・小腸経へと変化する勢いの左盼。相手の手が大きくてつかめない場合は、双手虎咬反挙に変化する。相手の左手の背側から掴む場合もある。(裏)経絡が逆に連絡する。
②招式対打(甲乙)
1/甲が左拳で乙の太陽穴を打ってきた場合、乙の左腕にて甲の左手を採勢にて沈め、同時に右足が擺歩に手前に進歩して右拳で甲の太陽穴を打つ。(単鞭の勢)… 続きを読む

本日の武道練習2015.7.12

①拳脚基本 拗掌打(定から拗) 順掌打(拗から定) 紬糸勁と纏糸勁(蓄勁と発勁)
②拳脚応用 (復習)紬糸冲拳
③攻防基本 虚実(蓄発)(攻防)相手は右捶で我が右胸(又は顔面)をついてくる。我は右腕で搬帯穿掌にて、相手の喉仏の下を虎口で打つ。(解法)顎を引き、腹の前でした十字手をして蓄勁、そこから下十字手を相手の両前の脇腹急所に打つ。「引顎下十字から進歩十字手」(搬帯穿掌の解法に対する解法)その解法に対し、即座に相手の天突穴に労宮穴を当てるように坐腕掌を放つ。相手が腰から力が抜けて崩れるような発勁感覚を練習する。同時に相手の金的に左分脚を蹴り込む。… 続きを読む

本日の武道練習2015.7.5

①前後連続滚転(こんてん)・前に転がり、すぐに後ろに転がる繰りかえしで、腰腿を鍛錬
②招式 相手に後ろから左手で我の右手を捕まれて、相手の右手で我の顔面を打ってきた場合。右に後ろ交歩して「我の右肘で相手の顔面を打ち(架肘)、我の左手で相手の右手を受ける」(雲手架肘)かちゅうした我の右手はそのまま伸び、相手の頸に挒を放ち、そのまま背面鎖喉(白鶴亮翅)から、相手の頭部を纏ってから、相手の顔面を上から下に落とす。(雲手落頭)「摔角」※背面鎖喉で終わっても良い。(詳細は下記)… 続きを読む